anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~

2016年作品、ニコラ・ブナム監督、ジョゼ・ガルシア、アンドレ・デュソリエ、カロリーヌ・ヴィニョ出演。

夏休みになり、整形外科医である父トム(ジョゼ・ガルシア)、妊婦である母ジュリア(カロリーヌ・ヴィニョ)、一風変わった9歳の娘リゾン(ジョゼフィーヌ・キャリーズ )、やんちゃな7歳の息子ノエ(スティラノ・ルカイエ)のコックス一家4人は、バカンスに行くためいつもより早起きをしていた。 渋滞を避けるためでもあった。
そこに現れたのが、祖父のベン(アンドレ・デュソイエ)だった。 祖父が嫌いなジュリアは露骨に嫌な顔をし、聞いていないことに腹を立てる。 しかし子供たちはそうでもない。
結局5人でバカンスに行くことになってしまうのだが、出発直前に水中銃を忘れたと、ノエが言い出し、ベンも小便をしたいと言い出す。 その時ベンはうっかりトイレットペーパーを便器に落としてしまい、詰まらせたまま家を出てしまうのだった。
すったもんだで家を出た家族、自慢の最新システムを搭載した真っ赤な新車でご機嫌の出発のトムだった。 この車 は、速度設定をすればあとはそのままハンドル操作だけで運転ができる。 それもすべて画面操作だけだった。
SAでトイレとスナック菓子を補給し、ガソリンも満タンにしていると、ベンの前に母に置き去りにされた娘・メロディー(シャルロット・ガブリ)が現れる。 ヌーディストビーチに行く途中だったと言われ、ベンはじゃあその方向だから送っていくと安請け合いをして、奥の座席にこっそり乗せてしまうのだった。
そして再度出発するが、その直後、ブレーキが効かなくなってしまう。 ブレーキを踏めば解除されるはずが解除されない。 130km設定なので、アクセルを踏めば解除されるはずと思ったが、逆に踏んだ分だけ加速してしまい、とうとう一家の車は時速160kmで高速道路を暴走し始めてしまうのだった。
一体彼らの運命は?…

この作品も上映館では、上映マナーのCMに使われていました。 最近こういうコメディはマナーCMに使われますよね。
監督はニコラ・ブナム、「世界の果てまでヒャッハー!」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14590834.html はフィリップ・ラショーとの共同監督でしたね。 その後の作品は見逃しました。
トム役はジョゼ・ガルシア、「グランド・イリュージョン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10510165.html にちょいと顔を出していますがほとんど分かりません。 ベン役のアンドレ・デュソリエはいろんな作品に出ているようで、「アメリ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6659586.html では語りを、「美女と野獣」 クリストフ・ガンズ監督版 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12342339.html では主人公のベルの父親役で出演していました。
物語は暴走して止まらない赤い最新車に乗った6人のお話。 時速160kmの暴走を始めは誰も止まらないことを信じません。 家族が信じないんだから、高速警察も、本部も、ニュースではテロリスト、凶悪犯に疑われますが、だんだん尋常でない事態が起こっていることに周りも気づいて行きます。
ただ、こんな事態になったら頼るべきは車を買ったディーラーですよね。 しかしこの担当者が何ともチャライんですよ。 まあコメディですから(^^)
さて大きな悲劇の結末になるんでしょうか? でも、基本お笑いですから(^^)

イメージ 1
最新車で出発!

イメージ 2
しかしブレーキが

イメージ 3
そしてドアを壊された車が激怒

イメージ 4
高速警察が来て止めろと命令するが

イメージ 5
このままだと渋滞に突っ込む!?

イメージ 6