anttiorbの映画、映像の世界

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サイレント・ウォー


1949年、中国共産党と国民党が争っていた時代。 内戦に敗れた国民党は台湾へ逃れたが、その残党はまだ暗躍していた。 共産党は敵の動向を監視するため、秘密裏に“701部隊”を設立。 国民党の無線通信を傍受し、解析を続けていた。
諜報員の張学寧(ジョウ・シュン)は、仕事を的確に熟す諜報員で、必要とあらば味方にさえ手加減はしない。
ある日、敵の動向の解析を続けていた時、突然その通信が途絶えてしまう。 部隊の責任者である郭興中(ワン・シュエピン)、通称“老鬼”は、新たな通信を探り出すために聴覚に優れた人材を集めようと、コードネーム“200号”、諜報員の張学寧に密命を下す。 郭興中はかつて彼女に、一歩間違うと死んでしまうほどの役割を負わされたが、今は彼女の指揮官になっていた。
密命とは、優れた能力を持つピアノ調律師・羅耳三(パル・シン)を探せというものだった。
命令を受けて上海に向かった張は、羅耳三を捜し出すが、同時にそこで助手で盲人の調律師・何兵(トニー・レオン)と出会う。 見つけたときは羅耳三は金持ちの婦人と不倫をしていて、そこに主人が現れ修羅場となった。
羅は夫人を連れて逃げたが、夫人は足を踏み外し落下して死んでしまう。 しかし、何の能力に驚いた張は、咄嗟に何を助け、彼を隠れ家に連れ帰るのだった。
そしてひとり解放された彼の後を追い、彼の能力を確かめるのだった。 再び彼を拘束した張は、その間に彼のことを調べ上げ、そこに彼の母を呼び、仕事を手伝わせることに成功するのだった…

トニー・レオン出演作品は、いくつかしっかり見たいと思っているんですが、いままで「ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9673784.html くらいしか見ていません。 本当はしっかりと「悲情城市」を見て記事にしたいんですが…
もう彼も53歳、かっこいい2枚目スターというよりも、演技で見せる俳優になっていますね。
今作は、比較的新しい作品ですが、なかなか面白い物語でした。
舞台は第二次大戦後の中国、国民党と、共産党の内線も、国民党が台湾に退却をした直後で、まだ反撃の機会を探っている時のお話ですね。
虎視眈々と本土復帰を狙っている国民党のスパイたち、その無線を傍受することから発した物語です。
この無線傍受、暗号解読のシーンは、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12822467.html を思い出しますね。やはり戦争には、敵の情報をいかに早く秘密裏に掴むのかという、情報戦が欠かせませんし、傍受した後、解読するという作業もまた重要ですね。
トニー演じる何兵は、盲目なんですね。 でもそれを驚異的な聴覚で補っている、そんな人物なんですね。 
記事に書いた事件で、急きょ無線傍受のエキスパートを見つけなくてはならなくなった共産党、何兵はリストアップされていませんでしたが、優秀な女スパイの張学寧が、強烈なプッシュでスカウトするんですね。
ジョウ・シュンが演じていますが、クールでやり手で美人の女スパイは、憧れちゃいますね。 また彼女が共産党のために徹しているんですね。 冒頭の仲間を刺すシーンがなかなか緊張感がありましたし、その後のそつのない行動は彼女の能力の高さも感じるんですね。
でもその中にほんのりと女心を匂わせるところが何とも切ない。張と何の少しもどかしい関係もなかなか見ていて面白かったです。
これは見応えがある、スパイ作品でした。

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驚異的な聴覚を持った何

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何を見つけ出した張

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そして彼も傍受に加わる

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友人としてのふたり

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そして通信を見つけ出し喜びあう

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