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ブリッジ・オブ・スパイ


アメリカとソ連が一触即発の状態にあった冷戦下の1950~60年代。 ジェームズ・ドノバン(トム・ハンクス)は、保険の分野で実直にキャリアを積み重ねてきた弁護士だった。
ルドルフ・アベルマーク・ライランス)はニューヨークで暮らしている壮年の男。 彼が外に出ると、数人の男が尾行を始める。 彼はいろんなところで絵を描いている。 しかし別の部屋に入った時、なにか小さな紙を取り出した。 その時、一斉に数台の車がやって来て、男の部屋に踏み込んだ。男は風呂にはいろうとしていたところだった。 男は動じる気配もなく、淡々としていたが、絵の具を消そうとするときに先ほどの紙を巧みに処分するのだった。
結局何一つスパイの証拠は出てこなかったが、今までのスパイ行動の容疑で、アベルは逮捕される。
米国は一応法治国家なので、たとえ外国人であっても、弁護士を立てなければならない。 あらゆる弁護士が断ったため、裁判所が、弁護士ジェームズ・B・ドノバンを指名してきたのだった。
事務所の共同経営者のトーマス・ワターズ(アラン・アルダ)に呼ばれた彼は、引き受けるかと言われ、今の保険の仕事はほかの人にやってもらうことになったということで、そんな役目をジムは請け負うことになった。
妻のメアリー・マッケナ・ドノバン(エイミー・ライアン)は有罪が決まっている人間の弁護を引き受けるだけでも不利なのに、核戦争を起こしかねないソ連のスパイなんて死刑で当然という世の中の雰囲気を、心配をするのだった。
有能な弁護士のジムは、たとえソ連のスパイであってもしっかりと弁護する機でいた。 初めに二重スパイにならないかと言われたそうだが、アベルはそもそもスパイと認めていないので、それは拒否をしていた。
そしてこの弁護を引き受けたことで、ジムの人生は一変して行くのだった…

今年初の大作、実際の人物を描いた作品は、スパイの交換のお話です。
冷戦がどんどん進行していく時代背景、この後、アベルに関する裁判は、ジムの手腕により、死刑を逃れるんですが、そこに新たな事件が起きてしまうんですね。
冷戦というのは水面下の戦争、一種の情報戦なんで、お互いのスパイ、諜報員をいかに潜伏させ、相手の重要事項をいち早くつかむかがポイントなんですね。
このルドルフ・アベルというのはスパイの見本のような人物です。 肝が据わっていて、飄々としていて、つかみどころがない。 おそらく人を信じることはしない人間なんでしょう。
しかしジムだけは、忠実に弁護士としての仕事をこなしていく。 ある意味堅物なんですが、弁護というのはそういうもんなんでしょうね。 彼はアベルと無実さえ勝ち取ろうと奔走します。
そしてアベルも、ジムもこの後人生の大きな局面を迎えて行きます。
前作「リンカーンhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9258457.html はちょっと硬い作品で息が詰まる政治的な駆け引きのお話でしたが、今作はなかなか国との交渉を一回の弁護士がやるというちょっとハラハラの作品で面白かったですね。

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ソ連のスパイのアベル

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彼の弁護を受けたジム

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アベルの死刑を阻止したジム

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そして彼はある役割を持って東ドイツ

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壁の横を歩き待ち合わせの場所に向かうジム

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