1945年、蒋介石率いる国民党の将校レイ・イーファン(ホアン・シャオミン)は上海の舞踏会でチョウ・ユンフェン(ソン・ヘギョ)と運命的な出会いをする。 やがて国共内戦が激化。 ユンフェンを残し、レイは内戦の最前線に向かっていった。
一方、恋人が出征したまま行方不明になったユイ・チェン(チャン・ツィイー)は、その恋人を探すために従軍看護師に志願。 十分な食糧が得られない中、見知らぬ兵士トン・ターチン(トン・ダーウェイ)と家族のふりをし、食糧配給を得る…
これは2作に分かれた大作ですね。
監督はジョン・ウー、近作は 「マンハント」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15374900.html ですが、こういう大河ドラマのような作品もこなすのがジョン・ウーですね。
ユイ・チャン役でチャン・ツィィー、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15971223.html で双子の博士役でした。 もちろんあの双子のオマージュですよね。
ソン・ヘギョは、記事にした作品はないんですが、いずれ記事にしていくでしょう。
ホアン・シャオミンは、「イップ・マン 葉問」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14879893.html でウォン役をしていました。
日本からもう一人は長澤まさみです。 「コンフィデンスマンJP」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15963524.html が公開中ですね。
物語は、日本との戦争から始まります。 激しい戦いで、共産党と国民党が国共合作で日本軍と戦っています。 レイは激しい戦闘で生き残りますが、その時足を負傷してしまいます。 そしてその戦場で、軍医としてザークン、看護師としてユイも働いていました。
戦争が終わり、中国は再び国民党と共産党がいがみ合い、戦争になって行きます。内戦は激化して行きますが、国民党はトップの指揮がいい加減で、どんどん戦局が悪くなっていくんですね。
その手前に、レイとチョウが出会い結婚、そしてチョウのお腹には新しい命が宿っています。 しかし本土ではどんどん戦火が激しくなるだけでなく、戦争反対のデモが巻き起こってくることで、チョウ達は台湾に逃れます。
そして、日本人が使っていた住居にすむことになりますが、そこで絵の裏からある日記が見つかります。 それは雅子が書いたザークンへの思いの手紙でした。
今作は中国の内戦期を主に描いています。 もちろん共産党の勝利となりますが、後編はその脱出となっていくんですね。

日本軍と戦う国共連合軍




