anttiorbの映画、映像の世界

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ジェイド

1995年作品、ウィリアム・フリードキン監督、デヴィッド・カルーソ主演。

デヴィッド・コレリ (デヴィッド・カルーソ)はタキシードを着て、パーティーに出席していた。 今日くらいは仕事を離れて、華やかな場所に。 しかし、そううまくはいかなかった。 彼のところに入った連絡は、富豪が惨殺される猟奇的殺人事件が発生したという知らせだった。
タキシード姿のまま現場に直行したデヴィッドは、猟奇的な現場に辟易してしまう。 彼はこの事件を担当することとなり、さっそく捜査することになった。
そして屋内をいろいろ調べていくうちに、ある写真が出てくるのだった。 そして彼はすぐにその写真を持って、州知事のルー・エドワーズ(リチャード・クレンナ)のところへ行く。
そこには彼の秘書が同席しており、初めは彼がいても問題ないと言うが、写真を見せると時間を割き、秘書を退席させる。 その写真とは彼がある女と、全裸でベッドの上にいる写真だった。 青ざめたルーは、スキャンダルを恐れ、これ以上操作をしないようデヴィッドに圧力をかけるが、その場は彼は黙って退出をする。
さっそく上司から呼ばれたデヴィッド、そしてこの捜査から外れるよう早くも言われるのだが、もし外れたらこの話をマスコミに流すと逆に上司に脅しをかける。
そしてある娼婦のところに行きのだが、彼女は思いっきり逃走を図るのだった。 しかしなんとか捕まえ取り調べが始まるのだが、事件は意外な方向エム買いはじめるのだった… 

デヴィッド・カルーソといえばなんといっても「CSI:マイアミ」のホレイショ・ケイン役ですが、その主役を演じる7年前の劇場スルー作品ですね。ただ、この作品は地上波では何度も放送されたそうで、何かたしかにB級臭のする中で、今で言えばテレビ東京のお昼の映画枠に合いそうな作品でしたね。
作品としてはエロティック・サスペンスという感じなんですが、いきなり起きる猟奇的殺人事件は、オーソドックスなサスペンスの滑り出しなんですね。
ただこの事件を捜査していくと、どうもその事件のカギを握るある娼婦が浮かび上がってくる、この付近から、ちょっとアダルトの香りが漂い、実はその“ジェイド”と呼ばれる女性が・・
CSIのホレイショは、凄味のあるリーダーで、反面人情味があり、息子をこよなく愛するといういい男でしたが、この作品は、まだ40になるかどうかという若さと、若干細めの感じでしたね。
意外に途中行われるカーチェイスシーンが迫力があるし、犯人側の最後の反撃の仕方が結構インパクトがありました。 CSIではトップだったので、あまり体を張ったアクションはしていたイメージはないのですが、バリバリのアクション俳優でしたね。
作品としてはひねりが無く、ラストもあやふやなんですが、カルーソの若き代表作なんですね。

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たまにはこういう社交的な場所も

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しかし彼はある事件の担当になってしまう

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この女性は実は

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そしてビデオにも

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