anttiorbの映画、映像の世界

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リグレッション


1990年のミネソタ州、ブルース・ケナー刑事(イーサン・ホーク)は虐待事件の捜査に当たっていた。 加害者のジョン・グレイ(デヴィッド・デンシック)は17歳の娘:アンジェラ(エマ・ワトソン)を虐待した容疑で告発されており、本人も容疑を認めていたが、グレイには娘を虐待した記憶がないという奇怪な事件であった。
ケネス・レインズ教授(デヴィッド・シューリス)の協力を得て、捜査チームがグレイに回復記憶療法による治療を受けさせたところ、事件にジョージ・ネスビット刑事(アーロン・アシュモア)が関与している可能性が浮上してきた。
捜査チームはネスビットを調べ上げたが、事件への関与を示す確たる証拠は出てこなかった。 その後、捜査チームはアンジェラの証言から悪魔崇拝カルトが事件に関与しているのではないかと疑い始めた。
ケナーとレインズはアンジェラの兄・ロイ(デヴォン・ボスティック)の元へ行き、何故実家を離れることになったのかを尋ねた。 ロイも記憶があやふやだったため、レインズが退行療法を施したところ、ロイは子供の頃に自室に入ってきたフードを被った人間の存在を思い出した。
2人はその人物がロイの祖母・ローズ(デイル・ディッキー)ではないかと疑うが、彼女が虐待に関与した証拠を発見できなかった。
その後、ケナーは悪魔崇拝カルトの儀式に巻き込まれるという悪夢に苛まれるようになった。 それを知ったアンジェラは 「私の腕に悪魔の紋章が浮かび上がったという理由で、カルトは私を殺そうとした。 貴方も危ない状況にある。 母さんが亡くなる間際にも怪現象が相次いだから。」 とケナーに告げた。
恐るべきことに、ケナーはアンジェラの母親に起きたものと同様の出来事に遭遇するようになったのである・・・

悪魔崇拝というテーマのお話で、これは90年代にアメリカで話題になった実際の事件がベースということのようです。
監督はアレハンドロ・アメナーバル、「アザーズ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9712867.html を記事にしているだけですね。
主演はエマ・ワトソン、近作は 「ザ・サークル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15255094.html となります。 今作は2015年なんで日本公開は前後しています。
そしてイーサン・ホーク、彼の近作は 「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15457439.html になりますが、変わった役で出演していました。

物語はある虐待事件から始まります。 娘を虐待したのが父親ということで、父親はあっさり罪を認めるんですが、しかしどうやったのかの記憶がないという不思議な話なんですね。 ならばなぜ認めているのか? そこで呼ばれたのが、レインズ教授で、彼は回復記憶療法というやり方で、記憶から事実を再現するという方法に長けています。
しかしそれから事件の本質がどんどん読めなくなっていき、とうとうケナー刑事さえも悪夢にうなされるという現象が起きてきます。
実は今はこの回復記憶療法は現在は行われていないようです。 それはこの事件がきっかけだといわれているようです。 悪魔崇拝は本当にあるんでしょうか? 映画の中だけなんでしょうかね?

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ケナー刑事は虐待事件を担当することに

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レインズ教授が捜査に加わる

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被害者のアンジェラ

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彼女を虐待したのは父親ということだったが

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祖母も関与したのか?

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