anttiorbの映画、映像の世界

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コドモ警察

2013年作品、福田雄一監督、鈴木福主演。

神奈川県警大黒署特殊捜査課のエリート刑事たちは、横浜を拠点に様々な犯罪を仲介する悪の組織レッドヴィーナスによって特殊ガスを吸わされ、全員子供になってしまう。 だがレッドヴィーナス逮捕に向け、デカ長(鈴木福)をはじめとする刑事たちは本庁の命令で、コドモの姿のまま捜査を続けていた。
ミル・マスカラスの覆面を被った男を追っているのは、その特殊警察のエナメル(相澤侑我)とブル(竜跳)。 追い詰め叩きのめしたところで、二人は言い合いを始めてしまう。 男はレッドヴィーナスの息がかかっていると踏んでいたのだが、男は逃げてしまう。 しかし待っていたのはデカ長(鈴木福)だった。
捕まった男は、普通のサラリーマンだが、なぜか突然犯罪者となったという。 やはりカードを持っていて、殺しの現場に置くよう指示をされていたという。 一連の事件が、レッドヴィーナスの仕業かちょっと疑われ始めているが、その時、女子高での爆破予告事件が起こった。そんな時入ってきたのは新人(勝地涼)だった。 休暇だったので、今回の事件には来なかったのだが、女子高には彼の力が必要だった。 子供たちを率いる体育教師という設定で聞き込みを始めるのだった。
しかし何の異常もないので、明日から付近の張り込みをすることになるのだが、ここで明日に色々用事のあるお子様の事情が絡んできて、ブルとイノさん(青木勁都)が欠けることになった。
スマート(秋元黎の擬似の母の武藤千種(上地春奈)と父の弘康(本田力)は、可愛いスマートを子役にすることを思いつく。 しかし警察の仕事があると断るスマートだが、お世話になっている両親に対して、気も使っているのだった。
デカ長は恋人の松田凛子(吉瀬美智子)と屋上でよく会っている。 子供の姿になっても凜子は彼のことを愛している。
爆弾を仕掛けた犯人が捕まった。 やはり女子高生だったが、いとも簡単に捕まった。 何ともずさんな計画が続くレッドヴィーナス絡みの事件だが、でもこれはまだ序章だった…

これも連続ドラマだったんですね。 でもドラマを見ていないので、冒頭の説明が唐突で、いきなりの子供劇(^^)でした。 こういう作品はちょっとでもドラマを見ておく方がいいんでしょうね。
しかし最近の子役の子たちは上手いですね。 設定が大人が子供にされてしまうということなんで、そこそこできなければ成り立ちませんが、なんとも恐ろしい子役たちですね。 もちろん凸凹感はありますが、一番うまいのはやっぱり紅一点のマイコ役の本田望結ですね。 強烈に濃い化粧なんですが、この子は良い女優さんになりそうですね。(もうなっているとも)
10歳前後なんで、滑らかなセリフ回しはできたりできなかったりしますが、それはさておいても大したもんです。 物語はそれなりですが、こういう作品はやっぱり福田監督ですね。 というか彼しか受けない感じがしますね(^^)

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子供の姿にされたデカ長

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屋上で凜子と

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同じように子供にされた刑事たち

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大人だったころの恋人と

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大人のままの新人と共に

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