anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

ジャッジ・ドレッド

1995年作品、ダニー・キャノン監督、シルヴェスター・スタローン主演。

2039年、世界は大きく変わっていた。 気候、政治、地球は汚染され、砂漠化になっていた。 人間はいくつかのメガ・シティでしか住むことができなくなっている。 しかし無法者が蔓延り司法システムは機能不全となっている。 多発する犯罪に対処するため、究極の治安維持機構であるジャッジ・システムが施行されていた。 ジャッジとは警察官、裁判官、陪審員、そして法の執行人までも兼ねた超エリートのことだ。
犯罪者ファージーロブ・シュナイダー)は6か月の刑期を終え、やっと居住区に戻される。 天国ハイツのY区、天国と聞いてぬか喜びをするが、そんな甘いところではなかった。
犯罪が多発する、いったい何が天国なのかという地区だったが、与えられた部屋に行くとそこは反乱者たちが占拠していた。 そしてそこに現れたのが、ジャッジ・ドレッドシルヴェスター・スタローン)だった。
同僚のハーシー(ダイアン・レイン)とそこを鎮圧するが、身の危険を察し、ロボットの中に隠れていたファージーは、ロボットを不法に占拠した罪でふたたび逮捕されてしまう。
冷血なほど徹底した行動をするドレッドだった。 この鎮圧劇で新人のジャッジが命を落とした。 ファーゴ長官(マックス・フォン・シドー)はドレッドにジャッジの育成所に出向き、候補生を教える事をも命じる。
一方、凶悪犯がいるアスペン刑務所にある男がやってきた。 その男が会いに行ったのは、リコ(アーマンド・アサンテ)という独房にいる男だった。ある仕事をやらせるためで、その写真を渡し、カード状の物質を渡すとそれは変形して銃になった。 そしてリコはその男を殺し、脱出する。
そんなある日、ジャッジ・システムを巡る秘密の計画を探っていたレポーターが殺される事件が起きる。 しかし何とドレッドが犯人とされてしまう。 証拠は、その時のビデオ映像だった。
しかし不鮮明なその映像の証拠能力は無しとし、同僚のハーシーは懸命に彼を弁護したが有罪の判決が下される。 なんとDNA鑑定で、ドレッドの判定が出たからだった。 あくまで無罪を主張するドレッドだが、ファーゴ長官は、自分の辞任、追放と引き換えにドレッドの命を何とか奪うことを停止させる。
そしてドレッドは、刑務所に送られるのだが、その護送艇にいたのは自分が逮捕したファージーだった。そしてその船が攻撃されるのだった…

新作のリブート編を見た後にこのスタローン版を見ると、どっちが新しいのか逆に感じますね。
カール・アーバン編は、顔を絶対出さない渋いドレッドでしたが、スタローン版はそうもいかず、結構な真顔ばかりですね(^^) それもそのはず、展開は派手で、無実の罪を自分ではらしていくアクション巨編となっているからですね。
ダイアン・レインが彼の無実の罪を晴らす美人の同僚で出演、どこかで見た設定のスタローン作品ですが、こういう作品はやっぱり彼らしく面白いですね。 信頼はしていてもラブシーンはほとんどなし、まあそれもありかなって感じでした。
ファージー役のロブ・シュナイダーがいい味を出していますね。 こういう役はほんとにに会いますね。小柄な彼にピッタリでした。
スッキリ見れる近未来SFアクションです。

イメージ 1
冷血なほど徹底しているジャッジたち

イメージ 2
しかし一転して殺人犯にされるドレッド

イメージ 3
ハーシーはなんとか弁護するが

イメージ 4
護送中に墜落、そして戦闘と

イメージ 5
そして後ろにいたリコ

イメージ 6