anttiorbの映画、映像の世界

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バトルフロント

 
麻薬の大掛かりな取引が行われていた。 麻薬潜入捜査官フィル・ブローカー(ジェイソン・ステイサム)は、手筈通り首班の親子を確保し、現場を押さえさせたのだが、最後息子が内ポケットに手を入れたのを見て、取り囲んだ警官たちの一斉射撃がなされてしまった。 フィルは二人を生きたまま確保したかったのだが、それを不服とし彼はインターポールを辞めてしまった。
フィルは一人娘マディ(イザベラ・ヴィドヴィッチ)のことを思い、かつての仕事や過去を忘れ再出発を決意、亡き妻の田舎で新たな生活を始めることにした。 友と家の手直しをしながら、マディの学校への送り迎えをするフィル。
しかしマディはよそ者ということで、クラスのいじめっ子の標的にされそうになる。 しかしフィルはマディに護身術を教えていた。 「2回警告したら、もうそれ以上は我慢はしない」 そんな教えを彼女は忠実に守り、自分より大きな相手をぶっ倒してしまった。 鼻血を出して倒れる少年。 すぐに電話でフィルが呼ばれた。
カウンセラーの女性は、マディを攻めることは無かった。 相手が悪いのは明白だが、ただ心配なのは、少年の親だった。
母親のキャシー(ケイト・ボスワースは、自分たちが舐められたと言い、夫をフィルに向かわせるが、あっさりと組み伏せられてしまう。 収まらない彼女は、すぐさま、兄のゲイダージェームズ・フランコ)に連絡を取り、フィルを脅してくれるよう頼むのだった。
保安官のロドリゲ(クランシー・ブラウン)はフィル親子を呼び止めるが、警告するだけで、どちらかというと、フィルが何者かに興味があるのだった。
妹の依頼を受けたゲイダーは、一見普通のなりをしていて、船の修理屋をしている。 しかし彼はその修理工場の裏で、麻薬を製造しているのだった。 そしてそれを妹にも吸わせている。
慎重なゲイダーは、まずはフィルとマディのいないときに家に侵入し、色々物色をした。 そして地下室に入った時、資料からフィルの昔の仕事を突きとめた。 そして彼にある考えが浮かんだのだった・・・
 
製作・脚本にシルヴェスター・スタローンが参加しており、ジェイソンのために書き下ろしたという触れ込みの作品です。 娘のマディ役のイザベラ・ヴィドヴィッチが可愛いですね。 小さいころクロエ・グレース・モレッツのようで、このくらいの歳の少女は旬が短いので、今いっぱい作品に出てほしいくらいの可愛さ、良い表情をする子でした。
1対1では無敵の役の多いジェイソンですが、これもそんな役でした。 体術あり、銃撃戦あり、冒頭の潜入捜査官のところだけは、髪の長いジェイソンでしたが、前の主演作と同時期に撮ったんでしょうか?
ジェイソンの友達(名前を忘れましたが)役に、CSI:マイアミに出ていたオマー・ベンソン・ミラーが起用されています。 彼も最後にちょっといい活躍をします。
冒頭に潜入捜査官時代のシーンが最後に活きてくるのですが、ラストショットがハッピーエンドシーンではないところが、スタローンの色が出ている感じでしたね。
彼の良さをちゃんと引き出している作品でした。
 
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よそ者には厳しい片田舎に越してきたフィル親子
 
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娘がこの親子とトラブルを起こしてしまう
 
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そして妹に依頼されたゲイラー
 
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そして女友達のシェリルを呼びあることを思いつく
 
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 そして賊が襲ってくる

 
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彼女のために戦ったフィル
 
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