2007年作品、ジャウマ・バラゲロ、パコ・プラサ監督、マヌエラ・ベラスコ主演。
アンヘラ（マヌエラ・ベラスコ）消防署に来ている。 「眠らぬ街」 という番組で、夜勤をしている消防士たちの密着取材で、今回リポーター役だ。
だんだん日が暮れて行く。 署内のいろんな設備や備品を、紹介してもらっている。 何か出動があったら同行してもいいかというと、ＯＫが出た。 食堂に行くと消防士たちが陽気に迎えてくれた。 夜になり静まり返ってくると、ちょっと退屈になった。
夜勤の消防士たちと一緒にバスケットボールをしていると、いきなりサイレンが鳴った。 あるアパートで、女の人が閉じ込められているというのだ。 すぐに現場に急行し、アンヘラはカメラマンのパブロ（パブロ・ロッソ）と一緒に消防車に乗り込む。 しかしアパートに着くと、１階に住民が皆下りてきている。 何か怯えているようだ。
２人の消防士が事情を聞くと、初老の婦人が上の階に一人でいるという、すでに警官も２人来ていた。 ＴＶカメラを訝しげに見たが、アンヘラは許可を取っていると突っぱねる。
消防士のマヌー（フェラン・テラッツァ）、アレックス（ダビ・ベェルト）と警官２人が上の階の老婆の部屋に向かったので、アンヘラと、パブロも向った。 老婆は何かうろうろ立っていた。 近づくと血だらけだった。
保護しようと警官が近づいた瞬間！老婆は突然警官に噛み付いた。 首をかまれ血が噴き出る警官、必死に引きはがし１階に連れ帰る。 アンヘラはすべて撮るようにパブロに言う。
瀕死の重傷の警官のために外に連れ出そうとすると、外は物々しい感じで、ドアは封鎖されていた。保健当局がアパ ートを封鎖したのだと放送が入る。 アパートの住人、消防士たち、警官、そしてＴＶクルー、皆閉じ込められてしまった。 そして吹き抜けからアレックスが落ちてきた。 怪我人は二人になった。 いったいこのアパートで何が起こっているのか？…
評価の高い「ＲＥＣ」を視聴しました。 みなさん怖い怖いというのでどれほどかなと思っていましたが、久しぶりの恐怖映像でしたね。 ゾンビものとはちょっと違う感じですが、噛まれると感染するところは大きな意味ではゾンビに近いですね。
閉鎖空間というところと、一応謎解きをしようとするアンヘルとパブロのところが、興味深かったです。 観ていて思ったのは、閉鎖空間から脱出しようとするところなんかは、ゲームのバイオハザードの初期にイメージですね。結局最後までアパートの中での展開ですが、脱出していくと、また違った展開となっていき、続編設定になりそうな気がしました。 最上階のところなんかは、バイオの謎ときと類似していて何か懐かしく感じました。 ブレア・ウィッチの手法とゾンビ物を合わせた秀作ですね。 ２とかハリウッドリメイク版も見たいと思います。
事件発生、そこには警官もいた
少女が豹変！
そして逃げているうちに謎の部屋に
