anttiorbの映画、映像の世界

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ニード・フォー・スピード

2014年作品、スコット・ウォー監督、アーロン・ポール主演。
 
トビー(アーロン・ポール)は4人の仲間と車の修理工場をやっている。 父親の代からのことだった。 しかしトビーは類稀なドライビングテクニックを持っているのだった。
そしてトビーは、週末の夜になると仲間と共に非合法のストリート・レースに繰り出すのだった。 そして弟のようにかわいがっているリトル・ピート(ハリソン・ギルバートソン)も腕を上げ、レースに参加する。
今夜もトビーは勝った。 賞金は5000ドルだった。
賞金を取ってその他の仲間、ザ・モナークマイケル・キートン)、ジョー・ペック(ラモン・ロドリゲス)、ベニー(スコット・メスカディ)らと祝杯をあげているその時だった。 嫌な奴が訪ねてきた。 昔トビーとレースで稼いでいたが、今は別れて羽振りが良くなった男・ディーノ(ドミニク・クーパー)だった。
信用のできないディーノだが、金の話を持ってきたのだった。 白のムスタングを完成させ、それが200万ドルで売れれば4分の一の分け前をやるというのだ。 仲間たちは反対するが、彼はこの話に乗るのだった。 実はこの修理工場は借金でもう手放す寸前だったのだった。 5000ドルでは全然足りないのだ。
車は無事完成して、出品された。 製作者として皆が立ち会ったが、車に興味を示してきた女がいた。 彼女はジュリア(イモージェン・ブーツ)と言い車をユーザーに売るため、買い付けの仕事をしていた。 360㎞のスピードを出せれば買いたいという彼女に、トビーは俺なら出せると言う。
そして見事彼は高速を出すことができ車は270万ドルで売れた。
しかしディーノは、約束の金を渡すのを渋り、ストリート・レースをして、勝てば乗っている高級車を全部やると言いだすのだ。 そしてそのレースにトビーだけでなくピートも参加するのだった。
レースは二人の息ぴったりで、後と少しでトビーが1着となる寸前、ディーノがピートの車と技と接触をさせ、ピートの車は横転、そして橋の下に落ち、燃えてしまった。 すぐに落ちた川に駆け付けたトビーはなす術がなかった。 弟のような存在を失ってしまった。
ディーノはそこから逃走し、アリバイを作り上げ、違法レースをしたとされたトビーは捕まってしまった。
そして2年後、トビーは仮出所した。 そして彼の復讐が始まるのだった…
 
ちょっと車の作品、レースの作品は苦手なんですが、ストリート・レースならば、カーアクションを楽しむ気分で見ました。
意外とこれが爽快でしたね。 ピートの死は大体展開的に予測されますが、空を駆け巡り車の進路をナビしてくれるベニーがいい味を出してくれます。 ヘリ、セスナだけでなく軍用機もお手の物、トビーの危機一髪を助けてくれる爽快感も良かったですね。
そして意外に可愛い存在だったのが、イギリス訛りの車のバイヤーのジュリア役のイモージェン・ブーツでした。 ちょっと若いころのキャメロン・ディアスみたいな存在ですが、お色気シーンは皆無でした。 でも可愛いんですよね。
原作はゲームのようですが、これは良かったですね。 悪役もはっきりしているし、展開も予想できますが、カーアクションも堪能でき、最後はちゃんと溜飲を下げてくれました。
意外と良作でしたね。

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ストリートレースで稼ぐトビー、彼は無敵だった

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もうけ話を持ってきたディーノ、でも信用のできない男

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バイヤーのジュリア、イギリス訛りの女の子

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ディーノの話に乗って3人でストリートレースをするのだが…

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彼の復讐が始まる

 
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