anttiorbの映画、映像の世界

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ハミングバード

 
ホームレスがたむろして住み着いている路地に現れた二人の男。 その二人はホークレスたちをいたぶりいろんなものを巻き上げていく。 その中でイザベルという若い女がいた。 段ボール箱の中から一人の男が出てきた。 何とか女を逃がしたのだが、柄の悪い二人の男たちに痛めつけられてしまった。 一瞬の隙をついて逃げた男、そして逃げ込んだ部屋は、誰もいなかった。
そこに住んでいる住人は10月まで戻らないらしい。 男はそこを仮の住まいにすることを決めた。 郵便物を見たら、そこにクレジットカードが送られてきていた。 
髭を剃り、風呂に入り、身なりを整えることができたその男はジョゼフ・スミス(ジェイソン・ステイサム)といい、かつてアフガニスタンで特殊部隊員として活動していた。 しかしその際に仲間を全員テロで殺され、帰国した後、脱走してしまったのだった。
それから彼はホームレスに身を落とし、そんな彼を温かく包んでくれたのが、一緒に段ボールの家にいた少女・イザベルだったのだった。
金と住処を手にしたジョセフは、いたぶられた際に肋骨を折っていた。 そこでボランティアで食事をホームレスに配っている修道女・シスター・クリスティナ(アガタ・ブゼク)に抗生物質を貰いに行くのだった。
酔っていたジョゼフにけげんそうな表情を見せるが、それでも彼女は彼に薬をあげるのだった。 そして彼はクリスティナに500ドルを渡す。 彼女はその金を寄付金として協会に寄付しようとするが、彼女はそのお金を少し使おうとする。
彼女はバレイが好きだった。 そして憧れのバレリーナの引退興行のチケットを買おうとするが、もうそれは特別席しか残っていなかった。 そしてその値段が500ドルだった、その興行は10月だった。
ジョセフはイザベルを探すのだが、彼女は男たちに拉致され売られていったことがわかった。 そして彼女から電話が入り、自分のことは探さないでくれと言う留守電が入っていた。
ジョセフは、クリスティーナと関わることによって、自分の人生をやり直すため、体を鍛え直し、中華料理屋の厨房で働き始める。 そして用心棒の様な事をやっていると、ある仕事の誘いが来た。それは、荒っぽいこともやる裏の仕事だった…
 
最近のジェイソン作品は、相手を打ちのめす爽快な作品から、ちょっと一回挫折した役が多いような?「SAFE/セイフ」「PARKER/パーカー」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8547926.html もそんな感じでしたね。
この作品も、トラウマになったアフガニスタンでの過酷な経験、それを引きずった男、そして犠牲になって必死に生きている家族。 結構つらい設定でしたね。
そして始めボコられるジェイソン。 ここで髪の長いジェイソンが見られるんですが、地毛ですかね? 次の作品でも髪の長いジェイソンが見れそうなので、同時期に撮影したのか? なんて思ってしまいますね。
でも基本元特殊部隊ですから、立ち直ったら強いですね。
クリスティーナ役のアガタ・ブゼクはあまり見たことの無い女優さんですが、イギリスでは知られているんでしょうか? ちょっと華奢な感じですが、修道女役が似合っていました。
ちょっと哀愁漂うラスト、いったいジョセフはどうなっていくのか? ちょっと死の匂いのするエンディングでした。
 
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一緒にいたイザベルを探しに
 
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腕の立つ彼はそういう仕事をしていく
 
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クリスティナとの接点
 
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彼女とひと時の華やかさ
 
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しかし彼は巻き込まれていく
 
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そして…
 
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