清水尚実(飯島直子)は、イタリアの服飾ブランド “エンリコ・ダンドロ” のプレスをしているバブリーなキャリアウーマン。 編集部の前川万美子(伊藤裕子)が来ると彼女はシャンパンを優雅に飲んでいた。 万美子は安宅物産がエンリコ・ダンドロから手を引くと言う噂があると言うが、尚美は信じようとしない。
秋冬物の新作発表日の午前、イタリアのエンリコが倒産したと社内で電子メールが回され、発表会場である路面店からマスコミが消える騒動になる。 事情が分からない尚美はただオロオロするだけだった。 審査部の太田は岡野に対してアメリカのファッションデザイナーであるティム・グレイを引き抜くことを依頼し、そのままニューヨークへ行ってしまうことになる。
岡野は尚美を太田に任せたのだったが、太田は非情だった。 岡野は尚美に会社の金でセレブの生活をさせていたのだった。 尚美は必死に岡野に連絡をするが、岡野はもう飛び立った後だった。 そして尚美はよそ見運転で横田(矢部浩之)をはねとばしてしまう。
代わりに荷物を届けた尚美はそこで太田に会った。 そして太田は尚美からすべてを没収、そしてひき逃げ犯として捕まってしまった。 いきなり住むところも無くなった尚美だった。 いったい彼女はどうなってしまうのか?…
今から14年前の作品ですが、これ当時劇場で観たかったんですね。 でも機会を逃し、かれこれ年月が経ってしまいました。 ちょっととうが立ち始めた飯島直子、でもまだまだいける時でしたね。
ちゃんと設定も草彅君より年上と正直に描いています。 自転車便はバイク便より早い。 それは今では自転車に対する道路交通法が厳しくなったので、さすがに今は通用しない感じがしましたが、速さを競うために集まったメンバーはなかなか変化に富んでいましたね。
馬場康夫監督は、 「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10698822.html が最新作ですが、バブル期に3作有名作品を撮っていますね。
またバブルが終わってもバブル感いっぱいだったり、懐かしさを醸し出す作品を撮り続けています。 それはそれでいい時代だったことが彼の作品からわかりますね。 これも軽い感じですっきり見れる私好みの作品でした。
会社が倒産、そして自転車にぶつけてしまった尚実は
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