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カクセイ ~恐怖に目覚める6つのストーリー~

2011年作品、三木康一郎監督、橋本愛主演。

プロローグ
人気急上昇中のグラビアアイドルの主人公(橋本愛)はある日、異変に気づく。 覚えのない謎の染みが首に付いていたり、自身の携帯電話のメールの推測変換に打った覚えのない単語が入っていたりしていた。 不安に思った主人公は同業者の友人(高山郁子)に相談するのだが…。

第一話「接触
主人公(永岡卓也)は自宅近くのコンビニで夕食の弁当を購入するが、会計後にお釣りを渡す際、女性店員(播田美保)が必要以上に手を添えて握ってきた。店員の外見も含めて、主人公は思わず 「キモっ」 と呟く。 その日の夜から、何者かにベランダの窓に石を投げられ始め…。

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第二話「暗示」
本を読んで以来、催眠術に凝り始めた主人公(八木瑛美莉)。 本の見よう見まねで母親(阿部朋子)と姉(岡野真也)にそれぞれ主人公が手を叩くと猫とトンビになるよう催眠術をかけるが、二人とも全く取り合ってくれない。 その日の夕方、母親の様子がおかしいことに気付いた主人公は…。

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第三話「循環」
ある日、会社からの帰宅途中のスピード写真撮影機に人が座っているのを目撃した主人公(大谷英子)。 その時は意に介さなかったが、それから毎日通る度、何時でも常に同じ人物が座り続けているのに気づく。 薄気味悪くなった主人公が例の写真撮影機を通りがかると、突然写真が現像されてきた…。

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第四話「盲愛」
就職活動中の主人公(大久保綾乃)はある日、面接を終えて帰宅する。 両親と食卓を囲むが、引きこもりの弟が部屋から出てこない。 全くそれについて触れようとしない両親に業を煮やした主人公は改めて家族の絆を説き、弟とコミュニケーションを取るよう熱弁を振るうが…。

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第五話「不在」
宅配便の従業員の主人公(松嶋亮太)はある家で不在配達に当たる。 翌日、家主の女性から電話がかかってきて在宅時間を確認、女性の声のトーンを不思議に思いながらも再び家を訪ねる。 しかし、またもや不在。 その翌日にまたもや同じ女性から電話がかかってきて…。

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エピローグ1
不安が募った主人公(橋本愛)は友人(高山)に泊まりに来てもらうことになった。 そこで時間を潰そうと、友人がDVDを手に取る。 それは最近誕生日を迎えた主人公宛に事務所へ 届いたファンからのビデオレターだった。 1枚目のファンの様子が面白かったため、2枚目のDVDを見ようと再生するとそこには…。

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第六話「漆黒」
目が覚めた主人公(松嶋亮太)は自分が暗闇の中に幽閉されていることに気づく。見ると頭上にチャックがあるが、中々開かない。 イライラしながらもどうにかチャックをこじ開けた主人公だったが…。

エピローグ2
あまりに恐ろしい光景を目の当たりにした主人公(橋本愛)は、友人(高山郁子)の部屋に泊めてもらうことにした。しかし彼女の部屋があるアパートは…。

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「トリハダ」 シリーズは6まで続き、劇場版 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12219566.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14522347.html が2本製作されました。 今作はフジテレビと東北新社が組んで作っているので、タレントはフリーになっていますね。 そして主人公というか橋本愛が、最初とところどころに出演しています。
基本コンセプトは 「トリハダ」 シリーズと一緒で、オカルト、幽霊、心霊現象の無い恐怖という事ですね。 でもこのシリーズ一貫して流れているのは、本当に怖いのは人間という事ですね。
“妬み” “嫉妬” “いたずら” “深い悲しみ” “監禁” いろんな切り口のお話ですが、どれもふと隣にありそうな恐怖を語っていますね。
このシリーズ、このあと 「ドクロゲキ」 とさらに新題がついて行くんですが、それは未見なんですね。 機会があればそちらも見て行きたい。

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