anttiorbの映画、映像の世界

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レッド・ドーン

2012年作品、ダン・ブラッドリー監督、クリス・ヘムズワースジョシュ・ペック出演。
 
アメリカ、ワシントン州スポケーン。 高校のアメフトチーム 『ウルヴァリンズ』 で活躍するマット・エッカート(ジョシュ・ペック)はここで勝てば決勝という試合で惜しくも負けてしまった。
その試合には久しぶりに帰って来ていた兄のジェド(クリス・ヘムズワース)も見に来ていた。 恋人のエリカ(イザベル・ルーカス)は負けた彼を励まし、二人はパブに繰り出した。 
エリカの親友トニ(エイドリアンヌ・パリッキ)がジェドと思い出話に花を咲かせていたところ、突然停電する。 どうやら停電はアメリカ北西部全域に渡った大規模なものですぐには復旧しなさそうなので、各々家路につく。 ジェドとマットは久しぶりに家族でゆっくり過ごせるかと思ったが、父親のトム(ブレット・カレン)は巡査部長であるため町の見回りに行ってしまう。  
翌朝、ジェドとマットは大きな振動と音に起こされる。 外を確かめると、空一面に戦闘機とパラシュート部隊が広がっていた。戦闘機が撃墜され近くに墜ちてきた。 いったい何が起こったのか?・・・
 
若き勇者たち」のリメイク作品ですが、今回侵略してくるのはなんと北朝鮮という設定になっています。 確かオリジナルは、敵は当時まだあった共産勢力で、ソ連キューバニカラグア連合軍ということでした。 しかし北朝鮮単独ではアメリカ全土を制圧するのは到底不可能とされ、物語の中にも、背後にどこかの国が関与していると言うセリフもありますね。 
まあこういう話は最後アメリカ万歳になってしまうのですが、この作品ではもっと限定した地域、”おらが街”を守ると言うことで、若いメンバーが立ち上がる、まさに若く勇者たちなんですね。 短い尺の作品なんですが、見やすさというよりももうちょっと長くして整備すればよかったと思える作品ですね。 また暗いところでの戦闘シーンなど、ちょっと見づらいところも多々ありました。 
北朝鮮軍?もあまり強そうでなく、まあ人数的に全土を制圧に無理があるので、どうしてアメリカがそんなに弱いのか? と始めから疑問いっぱいの作品となっています。 
1984年なら通用した設定も今となっては、無理な強引さだけが浮き上がった作品となってしまったのは大変残念でした。 ラストもちょっとまだ引きずるの?という感が強く、ちょっとストレスの溜まる作品でした。 もっとすっきりしたエンディングにすべきでしたね。
 
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いきなり占領され隠れ住む若者たち
 
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しかし彼らは集まり
 
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武器を取る
 
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