anttiorbの映画、映像の世界

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ペット・セメタリー2

1992年作品、メアリー・ランバート監督、エドワード・ファーロング主演。
 
母が有名女優・ルネ(ダーレーヌ・フリューゲル)のジェフ(エドワード・ファーロング)は、撮影現場によく遊びに行っていた。 彼は母が大好きだった。 まわりにもかわいがられていた。 
しかし華やかなルネの世界と父・チェイスアンソニー・エドワーズ)の世界は違っていた。 そして悲劇は起こった。 撮影中に漏電事故が起こり、母ルネは感電死してしまったのだった。 その光景を見ていたジェフ、彼の心は強く傷んでしまった。
チェイスは獣医だったが、診療中に妻の事故を聞いた。 父子はメイン州の小さな町ルドロウへと引越した。 ここで昔、獣医をしていたところを借り受け獣医を開くことにした。 ハウスキーパーのマジョリー(サラ・トリガー)がやって来た。 若く綺麗な彼女に父チェイスは気に入ったようだった。 しかしジェフは気に入らなかった。 
新しくやる獣医の場所に、子猫が3匹いた。 どうやら住み着いた猫が生んだらしい。 その1匹をジェフは飼うことにした。 そこにドリュー(ジェイソン・マクガイヤ)と義父のガス(クランシー・ブラウン)がやって来た。 愛犬の治療に来たのだった。 
二人は何か冷えた関係だった。 ガスは保安官をしていたが、ドリューに厳しかったのだ。 またガスは亡くなったルネの幼馴染でちょっと陰湿だった。 
ジェフは学校になじめず、いじめられていた。 しかしドリューだけはジェフに好意的だった。 そしてドリューから死者の甦るペット・セメタリーの存在を教えられる。 
もしかするとそこに母を埋めれば・・そんなことが頭に浮かんだジェフだったが…
 
3年後に作られた続編です。 冒頭部は続編のイメージが無いんですが、引っ越してきたところが前作と同じ町なんですね。 
しっかり1作目の事件のことが語られていますが、半ば着色され、ほんとのことを知る人物は皆無となっています。 また今回蘇った者たちは意外と考えることができ、前作の様に残忍さ一色ではないんですね。 
結構損得の判断ができ、狡猾になっています。 そのあたりが話が通じる面もあり、設定としてはゆるくなってしまっています。 やはり蘇った死人たちは、生きているときと同じ思考回路では無いという感じが良いのではと思いました。 
さすがにこれで打ち止めになっていますがこの2作目にはスティーブン・キングはクレジットされていませんね。 
またこの作品の主人公のエドワード・ファーロングは「T2] http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13244914.html での好演が当時は大変評価され、時に日本では人気があったようですが、その後の生活は荒れまくり、今はもう面影もないのが残念です。 
もう悪役キャラしかできない感じですね。 1、2と一気観しましたが、やはり1の方が面白かったです。

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仲の良かった母と息子

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しかし撮影中の事故で、母は亡くなってしまう

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引っ越した先で猫を飼うがそこには

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