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ラーゲリより愛を込めて

2022年作品、瀬々敬久監督、二宮和也 北川景子 松坂桃李 中島健人 寺尾聰 桐谷健太 安田顕出演。

第2次世界大戦後の1945年。 シベリアの強制収容所ラーゲリに抑留された日本人捕虜たちは、零下40度にもなる過酷な環境の中、わずかな食糧のみで重い労働を強いられ、命を落とす者が続出していた。 そんな中、山本幡男(二宮和也)は生きる希望を捨てず、帰国:ダモイを信じて周囲の人々を励まし続ける。 仲間思いの行動と力強い信念は、多くの捕虜たちの心に希望の火を灯していく。 そして自身も日本にいる妻・モジミ(北川景子)と子どもたちと過ごす日々を強く信じていたが、山本の体は病魔に侵されていた…。 彼を慕うラーゲリの仲間たちは、山本の想いを叶えようと思いもよらぬ行動に出る。 そしてモジミに訪れる奇跡とは?

監督は瀬々敬久、「とんび」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/14/060000 が近作ですね。
山本幡男役は二宮和也、「浅田家!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/21/060000 に出演していました。俳優としてもスキルが高いですね。
妻のモジミ役で北川景子、「大河への道」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/23/060000 に出演でした。

予告編から、なかなか重いお話で、戦争の辛さがいっぱいのお話でしたね。 家族と引き裂かれた山本幡男をはじめとした、シベリアに連れて行かれた日本兵。 劇中でも触れていましたが、戦争がおわった後の捕虜というのは、国際法違反ということを知りました。 その為、ソ連はシベリア開発のために、戦争犯罪者としてさらに抑留、まだまだ過酷な労働を強います。 それは日本とソ連の国交が再開されるまで続きます。
まあそもそも、勝ち馬に乗るやり方で、友好条約を破棄して断末魔の日本に宣戦布告をして満州を掻っ攫ったソ連のやり方は卑怯極まりないと思っていますし、よほど日露戦争の屈辱が大きかったということなんでしょうね。

ラストの奇跡がなければ、ただただ悲しいお話ですが、4人の戦友たちが入れ替わり立ち替わり現れ、家族と会うシーンは涙が溢れますし、劇場でも鼻を啜る音が聞こえていました。
奇しくも、今も戦争を行なっているロシア、勝ち負けとか、戦争の理由はあることでしょうけど、やはり戦争は多くの悲劇を生んでしまう悲しい、避けなくてはならないものだということを、あらたけて痛感します。