2023年作品、スティーヴン・ソダーバーグ監督、チャニング・テイタム サルマ・ハエック アユブ・ハーン=ディン ジェメリア・ジョージ ジュリエット・モタメド ヴィッキー・ペッパーダイン ケイトリン・ジェラード ギャビン・スポークス出演。
40代になったマイク・レーン(チャニング・テイタム)は、コロナ禍の不況で家具店が潰れ、愛も失って孤独に生きていた。 マイアミで開かれた盛大なパーティーでバーテンダーを勤めたマイクは、帰り際に主催者である富豪夫人のマクサンドラ(サルマ・ハエック)に呼び付けられた。 マイクがすご腕のストリッパーだと聞いたマクサンドラは、一対一でダンスを見たいと要求し、応じたマイクは一夜を共にした。
マイクの才能に惹かれたマクサンドラは、良い仕事があるからと、ロンドンの本宅で一ヶ月暮らすよう強引に誘った。 夫婦仲が冷え切っている彼女は演劇のプロデュースに情熱を燃やし、古風な劇場を経営していた。 すでに前売り券が完売している古典劇を、マイクの演出と振り付けによるダンスで斬新なショーに変えると意気込むマクサンドラ。
昔のストリッパー仲間に連絡を取り、新メンバーも集めるマイクたち。 舞台稽古も進んだが、マクサンドラの不仲な夫ロジャーと、嫁を憎むその母親が政治力を駆使して妨害を仕掛けて来た。 上演したら義母によって全財産を奪われると脅されて、劇場経営を断念するマクサンドラ。 しかし、マクサンドラの事情を知らないマイクは諦めなかった。
監督はスティーヴン・ソダーバーグ、第1作 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/11132244 は監督、第2作 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15205134 は制作総指揮でした。
チャニング・テイタムは、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」 が公開中です。
サルマ・ハエックは、「ハウス・オブ・グッチ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/18/060000 に出演でした。
昨年公開の今作は劇場が合わず行けませんでした。 1作目がダントツだったので、2作目は多少配役も落ち、監督も変わり少しトーンダウンは否めませんでした。
しかしソダーバーグが戻った最終作はちょっと期待が大きかったですね。
やはり圧巻は、最後のライブシーンですが、ただの男性ストリップショーではなく極上のショーに仕上がっています。 そして制作側に回っていたマイクが最後登場するところは、ちょっと泣けるパフォーマンスになっていましたね。 今作は良かった!