anttiorbの映画、映像の世界

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新・ヒッチコック劇場

1985年作品、ジョエル・オリアンスキー、スティーブ・ジャーナット、ランダ・ヘインズ、フレッド・ウォルトン、ブラッド・シルバーリング監督、アルフレッド・ヒッチコックネッド・ビーティ、スティヴン・バウアー、キム・ノヴァクジョン・ヒューストン、ビリー・マミー、ビアンカ・ローズ、アネット・オトゥール出演。

1、牢獄でのできごと
山の中で血だらけの若い女性の死体、男はあわてて上着を脱ぎ、凶器を捨て、逃げ出した。 道に出て車を止めると、裕福そうな肥った男が運転していた。
上着を着てないのか? と運転の太った男が聞くが、答えない。 途中ガススタンドで例の男は逃げ出したが、すぐにパトカーが追いかけ捕まえた。 しかし肥った男も一時停止無視で捕まってしまった。 そして同じ牢屋に二人は入れられたのだが…
2.南部から来た男
ラスベガスのバーでその若い男は金をスッてほとんど所持金が無くなってしまった。暇そうな女に声をかけ一緒のテーブルに座ると、そのテーブルにリッチそうな白髭の老人が話しかけてきた。 男にある賭けをしないかと誘う老人。 
「いいライターを持っているね」 「そのライターはしっかり火がつくらしい」 「どうだろう私の部屋で、風が吹かないところで10回連続で火がつけば、高級車をあげよう。 もし負けたら? それならば左手の小指を貰うがどうする?」 男は迷った挙句賭けに乗る。 女の制止を振り切り部屋に行くのだが…
3.バーン!もう死んだ
アマンダはビリーがやっている戦争ごっこに入りたかった。 女の子なのに戦争ごっこが好きなのだ。 しかし持っている銃は西部劇用だからダメと言われる。
ふてくされ家に帰るとジャックおじさんが訪ねてきていた。 彼は兵役から帰ってきたのだった。 お土産があると言うおじさんに喜ぶアマンダ。
話し込む両親とおじさんだが、勝手におじさんの荷物を開けると本物の銃が入っていた、そして弾丸も。そしてそれを持って再びビリーのもとに行くアマンダだった…
4.鍵のかかっていない窓
病院の地下駐車場で、看護婦が殺された。 病院の看護婦を狙っている殺人鬼がいるようだ。 少し離れた小さい病院で、今夜は宿直の看護婦が二人、家政婦と、警備の男の4人で過ごしている。
家政婦は帰る時間だが、あいにくの嵐で車が来ない。 患者用の酸素が足りないことに気づき、男が調達に行くことになった。 戸締りをしっかりしなくてはということになり、家政婦は地下室を一緒に見てほしいと言うが、奥まで見ることができなかった。 そして奥の窓が上手く締まっていなかった…

今週末公開の 「ヒットコック」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9055882.html に備え、今回はテレビ作品を見てみました。
たしか昔 「ヒッチコック劇場」 というのが、結構放送されていましたね。 30分枠の見やすい短編集ですが、その傑作選のビデオです。
いまはDVD-BOXとしても出ているようですが、映画と違い、手軽に見れるミステリーですね。 どの作品も風刺がきいています。
1話目は犯人が実はというオチ、2話目はラストがちょっと怖い作品、3話目は結構深い作品ですね。 子供の戦争ごっこから、アメリカの銃規制、さらには戦争反対のエッセンスまで入っています。
4話目はちょっと猟奇的な殺人で看護婦ばかりを狙う殺人鬼の話です。
BOXはなかなか手が届きませんが、これならビデオで安価なので何か機会があれば見れるのではと思います。


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冒頭と最後に出てくるヒッチコックの画像集

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バーン!もう死んだ


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