anttiorbの映画、映像の世界

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ゆりかごを揺らす手

1992年作品、カーティス・ハンソン監督、レベッカ・デモーネイ、アナベラ・シオラ出演。

自転車をこぐフードの男、彼はちょっと知的障害はあるが、気立てもいい男・ソロモン(アーニー・ハドソン)という。 彼は福祉協会から仕事を紹介されバーテル家にやって来たが、はじめは不審者と間違われてしまう。
誤解が解けると彼は、庭仕事をし始めるのだった。
優しい夫マイケル・バーテル(マット・マッコイ)と幼い娘エマ(マデリン・ジーマ)に囲まれ幸せな日々を過ごすクレア(アナベラ・シオラ)は2人目の子供を身ごもっていた。
産婦人科へ診療に訪れたが、一人目を生んだ医者が引退したのでこの病院に来た。 医師のモット(ジョン・デ・ランシー)は一見優しそうな医師だった。 もうすぐ妻も出産を控えているという。
しかし彼は卑劣な医師だった。 診察するふりをして猥雑な行為に及んだのだ。 クレアは喘息もちで、発作が起き、泣きながら帰ると、すぐシャワーを浴び、帰ってきた夫に事情を話した。
マイケルはすぐ警察に話すようクレアに言った。 その後モットはいろいろな妊婦に訴えられ、行き詰った彼は自らの命を絶ってしまうのだった。
その陰で今まで不自由無く暮らしていたモット夫人のペートン(レベッカ・デモーネイ)は衝撃を受け昏倒、妊娠中の彼女は流産し、生命の危機から子宮を除去摘出されてしまった。
入院中テレビの映像で、夫を最初に告発したクレアの画像が流れたのを彼女は見逃さなかった。 クレアは告訴はしなかったが、最初に警察に行き、きっかけを作ったということでニュースになっていたのである。
ペートンは財産も、保険も全部没収され残ったのはクレアに対する恨みだけだった。そして彼女の取った行動とは…

生まれたばかりの2番目の男の子のベビーシッターとして、バーテル家に入り込んで、じわじわ家庭を侵食していく怖い女をレベッカ・デモーネイが演じていてこれが彼女の最大ヒット作となっています。
可愛い顔ですが、悪女が似合いますね。
クレアの友達役でジュリアン・ムーアが出ていますが、ほっそりしていて初めは誰かわかりづらかったですね。
逆恨みなんですが、ぎりぎりまで子供を必死に自分のものにしようとするペートンは、悪女ですが、ちょっと哀れで悲しい女でした。
なかなか面白いスリラーでした。

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3人の幸せな家庭、そしてもう一人が生まれる

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しかし・・・

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友人のマーリーン

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卑劣な医師の妻だった女が

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クレアの家に入りこみソロモンを脅す

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