バーで男と出会い、その流れで自宅に誘い、一晩を共にした若く美しいピアニストのキラ(レベッカ・フォーサイス)。 しかし彼女は目を覚ますと、昨日の晩とはうって違い、何か古びたアパートに自分がいることに気が付く。 そして小指に何かひび割れがして、皮がむけて来ていた。 昨日の男性はどこに行ったのか? そしてふと女の子の姿まで見えるキラ。
廊下に出た時、同じアパートの住人に声を掛けられる。 ソフィア(ルシー・アーロン)といい、なにかおかしな感じがしたキラのことを心配してくれる。 そして、彼女は自分の皮膚が白化し、ボロボロとこぼれているのに気付く。
その病は、指だけにとどまらず、全身に広がっていく気配を示していた。 ひとり悩みをかかえるキラは、時々ボーっとするだけでなく、記憶があいまいになっており、ソフィアのことも前からいるのにもかかわらずよくわからない。 ソフィアはそんなキラのことをどんどん気にかけていく。
そんななか、病院を受診したキラは、そこにいた医師・ラファエラ・クローバー(バーバラ・クランプトン)に診察を受け、替わった奇病ではと診察され、彼女の皮膚に一部を取り検査をするので、数日待ってまた来てほしいと言われる。
しかし彼女の体の白化現象はどんどん進行していき、次の日も受診にかたキラは、病院の遺体安置所の遺体から皮膚をはぎ、自分に当てようとする。 その時不思議な現象を感じるキラ、同世代の女性の皮膚を、自らの死滅したそこへ移植すれば再生することを知ってしまうのだった。
最初は、死体から皮膚を採取していたキラだったが、やがて、連続殺人を犯すようになっていく・・・
なかなかシュールなお話でした。
監督はノーバート・ケイル、ノルベルト・カイルとも表記されますが、初監督作品のようですね。
夢を見ているようなシーンから始まるこのお話、気が付くと、ちょっと薄暗いアパートで、一人でいるキラ。 そこに彼女を訪ねてくる二人の年配の女性がいるんですが、彼女は怖くてドアを開けず、居留守を使うシーンがあります。 これが大きなヒントになっているんですね。
体がこの後どんどん蝕まれていくキラ、そして不思議な自分の体の能力に気が付き、女性の体、それも皮膚を求め、とうとう殺人を犯していってしまいます。 彼女に親身になってくれるのが同じアパートの、ソフィアなんですが、まあ彼女もどうやら怪しいんですがね。 そしてとうとう真実を知っていくんですが。
スリラーの範疇に入る作品でしょうけど、なかなか面白い作品ですね。 どうして記憶が無いのかも、謎のひとつになっています。(未体験18)
指のひびがどんどん広がっていく
クローバー医師に見てもらう
しかし体の劣化は止らない
ソフィアが心配してくれるが
しかしキラはとんでもないことをし始める