anttiorbの映画、映像の世界

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

2011年作品、長井龍雪監督、入野自由茅野愛衣戸松遥櫻井孝宏早見沙織近藤孝行・声の出演。

宿海 仁太・通称じんたん(入野自由)、今は学校へも行かず引きこもり生活を送っている。 
家でゲームをしている。 気が付くと横に見覚えのある顔が。 彼女はめんま、会話をかわそうとしないじんたん。 
父の宿海 篤(小形満)と二人暮らしの仁太だが、父にはめんまが目に入っていない、いや見えないのだった。 めんまこと本間 芽衣子(茅野愛衣)はまだ皆が幼かったあの日、亡くなってしまったのだから。
初めは幻覚だと思った。 夏の暑さか、ストレスか? しかしめんまは言う。 どうして私がここにいるのか、わからない。 でも何か願いをかなえてほしいから出てきたんじゃないかと言う。 それも皆に叶えてほしいみたい。
そこへ安城 鳴子・通称あなる(戸松遥)がやってきた。 学校にこない仁太のところへ、届け物をしに来たのだった。 でも彼女にもめんまは見えなかった。 だから仁太は安城にはめんまが現れたことは言わなかった。 いや言えなかったのだった。
もうあの時の5人ではなかったから。
いまだにめんまは幻覚ではないかと自分を疑う仁太だが、それでもどうして成長しためんまが現れたのか? それが気になりそれがどんどん膨らんでいく仁太だった。あの日めんまが死んだ日、それは今でも強烈に心に焼き付いている。 6人・超平和バスターズの秘密基地に集まったあの日…

映画作品ではないんですが、今年劇場公開がされる予定と聞いておりますので、この書庫に入れときます。
これはブロ友さんの強烈な押しで、見てみました。 全11回のアニメ作品ですが、第1話を見ても正直よくわかりませんでした。 でもあるシーンが非常に印象に残りました。 それは秘密基地での回想シーンです。
あなるにめんまのこと好きかどうかじんたんが迫られるシーンで、じんたんが照れて「誰がこんなブス!」って言った後の、めんまの「エへ・・」と言って小首を傾げるシーンです。 
この後悲劇が起きるのですが、このシーンがなぜか強烈でした。 第1話はめんまが自分の家に行って家族を見る辛いシーンがありますが、それよりもこのエヘ・・が心に引っ掛かるんですね。 それからぐっとこの作品に引き込まれていきました。
最終11話はちょっとこれでもかという畳みかけのエンディングですね。 超純粋なめんまが5人に対して最後姿を見せ(見せることができて)お別れを言う強烈で劇的なラストは涙ボロボロものでした。
この作品は今年映画化になるようですが、ちょっと期待大ですね。 今回はレンタルで視聴でしたが、ちょっとボーナスが入っているBOXが出たら買っちゃいそうな作品でした。