21世紀末に世界大戦が勃発した。 人類はこの戦争で化学兵器を使用してしまい、 その結果地上の大半は居住不可能となってしまった。
人類の住めるところは富裕層のヨーロッパを中心としたブリテン連邦(the United Federation of Britain、UFB)と、貧困層は反対側のオーストラリアを中心としたコロニーに限定されてしまった。
ダグラス・クエイド(コリン・ファレル)はシンセティックの生産を行う労働者で、ロボット警官の製造に従事していた。 妻・ローリー(ケイト・ベッキンセイル)は警察官で、二人の一緒の時間は限られていた。
最近クエイドは同じ夢に悩まされていた。 妙にリアルな夢で、どこか見覚えのある女と追われていて、最後は決まって引き離されてしまうのだった。 同僚のハリー(ボキーム・ウッドバイン)とは仲のいい飲み友達だが、リコール社については否定的で、脳障害を引き起こすといってそんなところへは行くなという。 しかしマクレーン(ジョン・チョー)からはリコール社での気持ちいい思いを言われる。
脳に直接記憶を埋め込み、本当に実体験をしたような感覚に浸れるという宣伝文句につられ、クエイドはリコール社を訪ねていく。
怪しげな雰囲気だが後戻りはできない感じで、彼は椅子に座らさてこれからという時に、彼の記憶には異常があり不適格とされ装置を止められてしまう、と同時に警察が踏み込んできてリコール社の者たちは殺されてしまった。
いったい何が起こったのか、拘束されたクエイドはその瞬間、瞬時に体が勝手に動き信じられない行動をとるのだった…
監督は「アンダーワールド」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4145313.html でおなじみのレン・ワイズマンでその縁で奥さんである、ケイト・ベッキンセイルがでていますね。 怖い女として・・
今回のケイトはちょっとものすごい執念でクエイドに襲い掛かりますね。 彼女がこの映画の核になっており、ちょっと奥さんスポット当て過ぎっていうのはご愛嬌ですかね。
テンポ、映像自体はもちろん見ごたえがあり、十分満足のいくものでした。 この手の記憶を操作する作品はわかりづらいのが多く、どこからが本物ので、どこからが作られたものか、はたまた夢かというこんがらがった表現が多いのですが、うまくまとめており、ラストの達成感もよかったですね。
まだ39歳のワイズマンですので、今後の作品がまた楽しみですね。「アンダーワールド」もまだ続くんでしょうね。
体験するクエイドだが
しかし
妻に追いかけられる
メリーなと行動を
間一髪二人は脱出
|