1960年作品、アルフレッド・ヒッチコック監督、アンソニー・パーキンス主演。
週末の夕方に見せびらかすように大金を持って来た客がいた。 こんな時間に現金を持ってきたのでもう銀行に預けることができない。 その時マリオンの心に悪魔が宿ったのだった。
「この金があればサムと一緒になれる。」 彼女は車で逃げることを選択してしまった。 しかし途中の交差点で、会社の上司に姿を見られてしまった。
途中仮眠をしていると、警察官に職質をされた。 何とかかわしたが、不審に思った警察官はこっそりと付けてきた。
彼女は車を急遽買い替えた。 あまりにせっつかれたディーラーのオヤジは、彼女に対しこれもまた不審を抱いてしまう。
運転しながらいろいろなことが頭に巡るマリオン。 日も暮れてきたので旧道のモーテルで一晩泊まることにした。 しかしフロントに誰もいない。 隣の家から女の人の声がするので、大声を出すと一人の青年が現れた。
彼はノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)といいこのホテルを経営している 。どうやらさっきの声は母親らしかった。
食事を誘われ、マリオンはフロントのとなりの部屋を案内された。 しかしそこは隣から隠し穴があり、ノーマンに見られていることを彼女は知らなかった。
いろいろマリオンは今までのことを考え、やっぱり会社に戻ってみようかとも、考え始めシャワーを浴び始めた。 とその時、人影が。
マリオンはシャワーカーテンを持ちながら絶命するのだった。
その後彼女の死体を隠したのはノーマンだった。 近くのに間に車ごと沈め、彼は何食わぬ顔でモーテルに戻った。
そのころ彼女の姉の、ライラ(ヴェラ・マイルズ)は行方がわからない妹を探し始めるのだった。 そして妹の恋人のサムを訪ねて行く。 はたしてマリオンを殺したのは誰なのか? そしてマリオンをサムとライラは見つけられるのか?・・・・
モノクロ作品ですが、さすが名作ですね。
この作品でアンソニー・パーキンスが一躍有名になったと聞いていますが元々青春スターだったそうですね。
狂気あふれる役のノーマンをよく演じていますね。
最後の種明かしは一切再現映像は無く、分析医の説明だけですが、それが却って迫力あるシーンになっているのは、それは見ているものがその自白シーンや、再現シーンを想像させるからですね。
有名な作品ですが、今まで見る機会が無く初見ですが、やはりヒッチコックは良いですね。 これからちょっと連続で書く予定です。
なかなか結婚に至らない二人
ある週末にあることが
お金を持ってホテルに
謎の洋館
管理人のノーマン