夜のセントラルシティ。 疾走する影、ビルからビルへ、何かを追っている。 彼は常任ではないほど屋上から屋上へジャンプを続け、強盗を追っている。
ようやく追い詰めた彼は、顔はマスクをかぶった男。 強盗はマスクの男にナイフを刺そうとするが、マスクの男は怯まない。 警察を呼んで強盗は無事逮捕されるが、彼はザ・スピリット（ガブリエル・マクト）。 あまり警察から良く思われていない。
そこにある沈没船をオクトパス（サミュエル・L・ジャクソン）が狙っているという情報が入った。 沈没船の場所はウォーターフロントの河口。 すぐに現場に向かうと不死身のオクトパスと戦闘になった。
彼に部下にはシルケン・フロス（スカーレット・ヨハンソン）、クローンの男たち（ルイス・ロンバルディ）がいて、彼らはオクトパスが戦っている間に沈没船からある物を引き上げようとしていた。
激しいオクトパスとの戦闘で普通なら死んでいるくらいの怪我だったがが、病院に行きそこに美しい外科医のエレン・ドーラン（サラ・ポールソン）が手当をするとその傷が治ってしまう。 彼もまた不死身の体だったのだ。
スピリットは元は刑事で殺されたのだったが、スピリットとして蘇ってこの町を守っているのだった。 沈没船の箱は実はこの不死身の体に関係するものが入っているようで、その一つをサレフが持って行ってしまった。 サレフは今は宝石泥棒となっており悪事の限りを尽くす女となってしまっている。 そんなサレフに対して思いを引きずるスピリットだが、オクトパスとは決着をつけなくてはならないと強く思っていた。 一体不死身の体の秘密とは？なぜ二人が不死身の体なのか？二人の決着は？・・・
アメコミヒーローものですね。 あまり聞いた事のないヒーローですが。
相手役の悪役がサミュエル・L・ジャクソンと言う事で見てみたところ、あまりサミュエルの意味が感じられないと言ったところですか。 また主役のガブリエル・マクトがちょっと弱いですね。
ただ綺麗な女優がたくさん出てくるところくらいが救いですかね。 タッチとしては劇画調ですが、全体的に暗く動く漫画を見ているような感じです。
どうやらアメコミ作品はあまり自分は向いていない感じですね。 ラストは2ができそうな雰囲気の終わり方ですが、作らない方がいいのでは…
元警官のスピリット
曲者のサレフ
