anttiorbの映画、映像の世界

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怪獣ゴルゴ

1961作品、ユージン・ルーリー監督、ビル・トラバース主演。

海難救助船トリトン号が大西洋で作業中、近くで海中爆発に遭いアイルランド沖の小さなナラ島に逃げこんだ。
乗組員ジョー(ビル・トラヴァース)とサム(ウィリアム・シルヴェスター)は島に上陸した。 島にいた自称考古学者のマッカーチン(クリストファー・ローデス)は古代遺物の引揚作業中で、2人を邪魔者扱いにした。
島の少年ショーン(ヴィンセント・ウィンター)は2人に懐いた。 何か都会の匂いのするふたりに対する憧れをショーンは持っていた。
2人はマッカーチンの怪しい行動を探り、海底から金銀財宝を引揚げているのを発見した。 
そんなある日、海で異変が起こった。 見たことのない魚の死体が多く上がり、潜水夫をしているショーンの父が死体となって浮上した。 その顔は恐怖にひきつっていた。
そして、巨大な怪獣が島に現れたのは翌日だった。 怪獣は、銃を撃ってもあまり堪える様子は無かった。 そこで、焚き木を一斉に投げつけると、さすがにいったんは海に向かって逃げて行くのだった。
ジョーとサムは鋼鉄製の網を作り、怪獣を生捕りにする計画を立てる。 そして苦労の末、怪獣を捕獲することに成功した。
このニュースは世界中をアッといわせた。 アイルランド政府は大学へ引渡しを要求した。 が、2人は怪獣をサーカスに売るためロンドンに向った。
孤児になったショーンも同行した。 ショーンは、はじめから怪獣を捕獲することに反対をしていた。 怪獣に同情し、逃してやろうとさえするのだった。 サーカスでは怪獣を 「ゴルゴ」 と名付け、連日大盛況をおさめた・・・

この作品は、知りませんでした。 作られたのは1959年という表記があり、イギリスで作られた巨大怪獣もの。 そしてクレイモデルや、模型のストップモーションではなく、着ぐるみを用いた本格的な動きをさせている点が凄いですね。 1954年の日本の 「ゴジラ」 への対抗心? が感じられます。
ゴルゴという名前はサーカスでつけられたんですが、ショーンたちはオグラと呼んでいるんですね。 地元では実在がささやかれていた怪獣なんでしょう。
この作品は、日本のある作品に影響を与えています。 日活の唯一の怪獣映画 「大巨獣ガッパ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13788251.html ですね。 物語はほぼ同じ感じです。
ガッパはつがいで子供を取り戻しに来ますが、今回のゴルゴは母親らしき怪獣がやってきます。 この対比が全く大きさが違うんですね。 一応、子供のゴルゴが20m、母親が60mとされていますが、最後一緒に海に帰っていく姿は、縮尺が全然違うんですが。
これは意外にドラマ部分がしっかりしていて、役者の演技もそれなりに見れます。 また、母ゴルゴがとにかく不死身。 一応核兵器という言葉は出てきますが、頭から論外で使用はされないという決定をしています。
ただ、怒りに任せて、ゴルゴがイギリス全体を攻撃し始めたら、どう対応したんでしょうか? そこは興味が湧きますね。 
どうやらイギリス初の大怪獣物は、これっきりのようですね。 意外に面白くオーソドックスな怪獣作品でした。

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魚の大量死から現われたゴルゴ

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そして捕獲に成功

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サーカスに売られる

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しかし

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親のゴルゴが、不死身の強さ

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