anttiorbの映画、映像の世界

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やさしい嘘と贈り物

2008年作品、ニコラス・ファクラー監督、マーティン・ランドー、エレン・・バースティン出演。

一人暮らしの孤独な老人・ロバート(マーティン・ランドー)はスーパーのポップ書きの仕事をしている。 共同経営者の男・マイク(アダム・スコット)は歳がだいぶ離れているが結構優しい。 いつも気遣ってくれるが自然な感じだ。
ある日仕事を終え家に帰ると中に人がいた。 びっくりして恐る恐る中に入ると、中にいたのは一人の美しい女性・メアリー(エレン・バースティン)だった。 ドアが開いており心配になって黙って入ったといい、謝って帰ろうとした。
ロバートは彼女を思い切って食事に誘うことができた。 久しぶり?の女性との食事に、ロバートはアダムに相談する。 緊張の中ロバートはなんとかデートを終えることができた。
そんな時、家の前であった若い女性。 彼女はアレックス(エリザベス・バンクス)といい、メアリーの娘で、メアリーがロバートに好意を寄せていると知らされる。 心躍るロバート。 ここからロバートとメアリーの交際が始まる。
プレゼントは何がいいかアダムに相談するロバート。 ただ一つ気になるのは毎晩変な夢をロバートは見るのだった。 順調にいく二人の交際だが、ある日ロバートはメアリーに結婚を申し込むことにする。
ベッドで一生懸命決意しつぶやくロバート。 そして次の日起きるとメアリーはいなかった。 果たしてどこに? 二人はどうなるのか?・・・

この映画はサスペンスではありません。 原題は 「Lovely,Still」 というんですが、原題はソフトに二人の、家族の関係を表しています。 こんな家族の思いやりもあっていいのではないかというくらい、愛に満ちている作品です。
ニコラス・ファクラーはなんと当時24歳で初監督作品とのことです。 モノクロでとったら昔の渋い作品に見えるほどの出来ですね。
彼の将来性があふれている秀逸の作品です。 もちろんベテラン俳優のマーティン・ランドーエレン・バースティンの演技の素晴らしさは言うまでもありません。
こんな家族も素晴らしいと思える心温まる作品でした。

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ある晩突然知り合った二人

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ロバートは思い切って食事に誘う


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楽しい時間が始まり

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彼女の娘とマイクも加わる

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