anttiorbの映画、映像の世界

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輪廻

2006年作品、清水崇監督、優香主演。
 
群馬県のホテルで今から35年前に大量殺人事件が起こった。 監督の松村(椎名桔平 )はその事件を映画化しようとする。
映画のオーディションに来た何人かの中に杉浦渚(優香)がいた。 彼女はまだ売れていない女優だが、監督の目に留まりこの映画の主役を射止めた。 ただオーディションの帰り道マネージャーと地下鉄に乗っていると、人形を持った少女を見た。
何かその少女が気になり、ずっと見ていると次の駅のドアが開いた瞬間少女が線路に落ちてしまった。 驚いてホームと電車の隙間を見ると、少女は隙間でしゃがみながらじっとこちらを見ていた。
マネージャーに行っても信じてもらえず、それから渚は夢に毎晩少女が出てくる。 その少女というのは35年前に実際殺された犯人の娘・千里(佐々木麻緒)で犯人は父の医学教授・大森(治田敦)だった。
監督の松村は、出演者に実際の現場に連れて行き、リアルな感じを体験して、映画を際立たせようと試みる。 そんな時女子大生の弥生(香里奈)も同じ夢を見ているのだった。
あるホテルが出てきて見たこともないのに鮮明な夢だった。 赤い屋根のホテルで、行ったこともない。 大学の彼氏の和也(小栗旬)にちょっと霊感の強い子・森田由香(松本まりか)を紹介され、会ってみる。 彼女は女優の卵で、前世を感じることができる。 松村監督のオーディションにも来ており不思議な自己紹介もしていた。
自分は35年前の事件で殺された女性の生まれ変わりだととはっきり言っていた。 夢で見る赤いホテルはどうやら35年前の現場であることがわかった。 では渚は誰の、弥生は誰かの生まれ変わりなのだろうか。
映画のため現場に行った渚は、35年前の生々しい映像がフラッシュバックして気を失ってしまう。 映画は完成するのだろうか、35年前の事件の真相は・・・
 
優香が主演のホラーですが、怖がり方がちょっとくどいかな。 誰が誰の生まれ変わりかが解るところから、物語は急展開してラストに突入していきますが、ちょっとどんでん返しはありますね。
人形の使い方がちょっと少女と混同してしまうところがなんかな。 まあJホラーとしてのつくりは、清水監督ですから上手いんではないでしょうか。
このシリーズは6弾まで作られていますので、徐々に見ていきたいですね。
 
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監督の松村は渚たちをあるホテルに連れて行く
 
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何かを感じながら演じる渚
 
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一方弥生も何かを感じていた
 
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そして…
 
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