2024年作品、ブラディ・コーベット監督、エイドリアン・ブロディ フェリシティ・ジョーンズ ガイ・ピアース ジョー・アルウィン ラフィー・キャシディ ステイシー・マーティン イザック・ド・バンコレ アレッサンドロ・ニヴォラ出演。
才能に溢れるハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)。第二次世界大戦下のホロコーストを生き延びた彼だったが、妻エルジェーベト(フェリシティ・ジョーンズ)、姪ジョーフィア(ラフィー・キャシディ)と強制的に引き離されてしまう。 家族と新しい生活を始めるため、アメリカ・ペンシルベニアへと移住したラースローは、裕福で著名な実業家ハリソン(ガイ・ピアース)と出会う。
ラースローのハンガリーでの輝かしい実績を知ったハリソンは、その才能を認め、彼の家族の早期アメリカ移住と引き換えに、あらゆる設備を備えた礼拝堂の設計と建築をラースローに依頼する。 だが母国とは文化もルールも異なるアメリカでの設計作業には多くの障害が立ちはだかる。 ラースローが希望を抱いたアメリカンドリームとはうらはらに、彼を待ち受けていたのは大きな困難と代償だった……。
監督はブラディ・コーベット、「ポップスター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/06/12/060000 を記事にしています。
エイドリアン・ブロディは、「アステロイド・シティ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/09/08/060000 他、多くの記事があります。
フェリシティ・ジョーンズは、「ミッドナイト・スカイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/12/15/060000 他、彼女も多くの記事があります。
ガイ・ピアースは、「MEMORY メモリー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/05/17/060000 に出演でした。
長いんで、配信でと思っていましたが、インターバルをしっかり取ってくれるというので、2本見る感覚で鑑賞しました。
見応えのある作品で、ユダヤ人で、ブタペスト出身で、おそらくナチに厄介な存在で、いつか殺される恐怖との戦いだったと思われます。 彼だけが脱出したどり着いたのがアメリカ、ここには従兄弟のアティらがいて、初めは倉庫ですが寝床を与えられ、仕事も手伝い始めます。 そして大きな仕事をこなした後に思いがけないことが・・・
私は実話だと思って見ていましたが、あくまでもフィクションで、壮大なドラマでしたね。 でも何人かモデルになった人物がいるようで、“ブルータリズム” というのはそういう建築様式とのことです。
あまり長く感じませんし、この人物、一家の生涯をどんどん追いかけたくなる作品でした。 これは縮めてはいけない作品だったと思います。