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鬼はさまよう

2015年作品、ソン・ヨンホ監督、キム・サンギョン キム・ソンギュン パク・ソンウン ユン・スンア キム・ウィソン チョ・ジェユン キ・ジュボン キム・ヒョンソン出演。

韓国・ソウルの東南部で、女性や子どもが立て続けに行方不明になる事件が起こる。 テス刑事(キム・サンギョン)は、捜査にあたっている中で偶然当て逃げ事件に遭遇し、犯人の男(パク・ソンウン)を逮捕。 すると、押収した男の車の中から大量の血痕が見つかる。 当て逃げで逮捕した男は、連続失踪事件の犯人だった。

渦中の凶悪犯逮捕に署内が沸き立つ中、テスに妹スギョン(ユン・スンア)の夫であるスンヒョン(キム・ソンギュン)から連絡が入り、スギョンの行方がわからない旨を告げられる。 犯人の車内からは、スギョンの毛髪が発見された。 犯人は、スギョンもどこかへ連れ去っていたのだ。

犯人に死刑判決がくだるが、3年経ってもまだ執行されずにいる。 悲しみを背負ったままのテスが別の事件の捜査にあたっているうちに、消息を絶っていたスンヒョンが再び現れる。

監督はソン・ヨンホ、「ザ・バッド・ガイズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/16/060000 を記事にしています。
キム・サンギョンは、「空気殺人~TOXIC~」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/02/10/180000 に出演でした。
キム・ソンギュンは、「武道実務官」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/09/29/060000 に出演でした。
犯人役はパク・ソンウン、「復讐のトリック」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/04/180000 に出演でした。

残忍な犯人には韓国はまだ死刑制度があるようです。 今作の犯人・ガンチョンは死刑にされて当然の人間でしたが、ここは日本でもそうでしたが、死刑執行がなかなかされないんですね。
今作は、モタモタしている時に、犯人が逃げてしまいます。 しかしその前に遺族がある計画を立てていたという、ここがちょっと面白いところでした。 ラストシーンは気持ちが痛いほどわかりますが、昔の日本にあった“仇討ち制度“というのは、ある意味被害者の気持ちを汲んでいたんですね。