2020年作品、A・R・ムルガダース監督、ラジニカーント ナヤンターラー ニヴェーダ・トーマス ヨーギ・バーブ スニル・シェッティ プラティーク・バッバル ダリップ・タヒル出演。
政府高官に手腕を見込まれ、ムンバイ市警察長官に就任したアーディティヤ・アルナーチャラム(ラジニカーント)。 最愛の娘ヴァッリ(ニヴェーダ・トーマス)とともに赴任したが、ムンバイでは麻薬がはびこり、女性を誘拐し、売春を強要させる事件が多発していた。 州副首相の娘らも誘拐され、捜査にあたったアーディティヤは、この機に麻薬密売組織の壊滅をめざして徹底的摘発を開始する。 だが、そのために組織の恨みを買い、娘と共に襲われてしまう。 大切な娘を奪われ、犯人が特定できない状況に、怒りを爆発させたアーディティヤは、警察官としての正義を捨て復讐人と化す。
監督はA・R・ムルガダース、初めての監督ですが、実は旧作が公開中なんですね。 ちょっと見れない環境ですが。
ラジニカーントは、「ロボット」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/10534592 「ロボット 2.0」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/12/060000 は面白かったですね。
ナヤンターラーは、「JAWAN/ジャワーン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/12/05/060000 が公開中です。
ナヤンターラの出演作を見たかったので、この作品が見れるのがわかりました。
いきなり警察官であるのに、問答無用に悪人を殺していくシーンに、本来は捕まえることが重要なのに。
そして主人公のアーディティアの過去にスポットが当てられていきます。
元々余裕で悪人を倒して捕まえて行く正義の警察長官でしたが、凶悪犯には容赦しないやり方でした。 そんな彼の弱点は、あまり女性扱いに慣れていないこと、亡くなった奥さんとの生活はどうだったんでしょうか?
娘のヴァッリを早く嫁に出したいんですが、父思いの彼女はまず父の再婚が先といい、なんとか相手を見つけようと、そんな時に現れたのがリリーでした。
ラストは肉弾戦となります。 まあ勧善懲悪のインド作品ですが、途中気が狂ったかのようなアーディティアのところは少し残酷さもありました。