2007年作品、マイク・ニコルズ監督、トム・ハンクス ジュリア・ロバーツ フィリップ・シーモア・ホフマン エイミー・アダムス出演。
アメリカとソ連の冷戦状態が続き、ソ連が隣国のアフガニスタンへ侵攻した翌年の1980年。 テキサス州選出の美女とお酒をこよなく愛するお気楽な下院議員チャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)は、「チャーリーズ・エンジェル」と呼ばれるストリッパーたちとジョグジーを満喫していた。 根が優しくおおらかな性格で周囲の人々から愛される彼は、アフガニスタン難民たちの悲惨な姿のニュース映像を目にして義憤にかられる。
アフガニスタン支援に充てている国防委員会の義援金がわずか500万ドルと知ったチャーリーは、それを倍額にするよう指示する。 そんなチャーリーに、反共産主義でテキサスの富豪であるジョアン(ジュリア・ロバーツ)が目をつけ、パキスタンに行くことを薦めてくる。
ジョアンの指示で、パキスタンの大統領と面会したチャーリーは、ソ連と対抗するためにはアメリカ政府からの支援が不可欠なことを改めて認識する。 CIAのはみだし局員であるガスト(フィリップ・シーモア・ホフマン)と接触したチャーリーは、大国ソ連を相手に二の足を踏む政府を横目に、パキスタン、イスラエル、エジプトといった近隣諸国も巻き込んで、アフガニスタンへの武器弾薬を密輸で調達するという前代未聞の計画を押し進めまる。
監督はマイク・ニコルズ、「イルカの日」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/28/180000 他作品を記事にしているベテラン監督でした。今作が遺作になっているようです。
主演はトム・ハンクス、「幸せへのまわり道」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/12/060000 に出演でした。
ジュリア・ロバーツは、「ベン・イズ・バック」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15972084 では辛い母親役をしていましたね。
これは実話なんですね。 ソ連のアフガニスタン侵攻は当時は世界的大事件でした。 しかしここでもアメリカの動きはいざとなると鈍かったんですね。 今のウクライナ侵攻も似たような感じを受けますが、あの時よりもロシアの孤立化は厳しいと思いますが、それでもアメリカは緩い経済制裁しかできないんでしょうかね?
ただ、世界大戦になってはいけない、どういう手立てがあるんですかね?