2023年作品、エマ・ウェステンバーグ監督、ユアン・マクレガー クララ・マクレガー ジェイク・ウィアリー キム・ジマー トラヴィス・ハマー デビン・マクドウェル ヴェラ・バルダー出演。
何年も疎遠だった娘（クララ・マクレガー）のある出来事をきっかけに、父親（ユアン・マクレガー）は彼女をニューメキシコ州に向かう旅に連れだす。 関係修復を図るも、どうすれば溝を埋めることができるのかわからない父と、父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず反発を繰り返す娘。 旅の目的地が近づいてきた時、2人は互いが抱える問題に向き合うことになる。
監督はエマ・ウェステンバーグ、初監督作品のようです。
ユアン・マクレガーは、「ホンモノの気持ち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/06/25/060000 他多くの作品を記事にしています。
クララ・マクレガーは、出演作は初めてです。 でもどこかで見たことがあるんですよね。 もちろん今作は親子共演です。
トミー役でヴェラ・バルダー、今作で初映画出演ですね。 かっこ良かったです。
実際の親子関係、ユアンは初めの妻のイヴと浮気がバレ（正確には別居後ですが）離婚、そして今のパートナーとの間に男の子がいるとか設定は、事実に沿っている感じです。
もちろん物語自体は全くの事実ではなく、脚色はしてありますが、これは見応えがあると同時に、別れた家族、そして娘との距離に戸惑う父親の気持ちがズンズン伝わってきます。 二人の旅の本当の理由、そしてラストの抱擁はグッと感情が込み上げてきました。 制作、脚本のクララ、いずれ秀作の映画も撮っていく気がします。
