anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

モンスター/怪物

2024年作品、パコ・プリヤント監督、マルシャ・ティモシィ アレックス・アバド アナンティア・キラナ スルタン・ハモナンガン出演。

下校中の男女2人の小学生…女の子(アナンティア・キラナ)が自転車を運転し、その後ろに男の子(スルタン・ハモナンガン )。 2人は、途中でゲームセンターに立ち寄るも、女の子が気づくと、一緒にいたはずの男の子がいなくなっていた。 心配になり、店の外にまで探しに行くと…怪しげな男(アレックス・アッバド)が車のトランクを閉めているところだった。 そして車が不可解に振動しており、女の子は男の子が男に拉致されたことを悟る。 必死に抵抗するも、女の子も一緒にトランクの中に閉じ込められてしまった。 やがて、車が停まり、犯人の男は男の子をどこかへ連れて行く。 女の子は隙を見て逃げ出そうとするのだが…。

監督はパコ・ブリヤント、初めての監督、初作品でしょうか?
二人を攫っていく男役でアレックス・アッバド、「よみがえったスザンナ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/26/060000 に出演でした。
そして後半登場するマルニと言うらしい女性にマルシャ・ティモシィ、初めての女優さんでした。

今作はセリフがないんでね。 男の子と女の子同士は悲鳴とか、名前を呼ぶくらいはありますが、唯一喋っているシーンはあるシチュエーションで隠されています。逆にそれが最後の振りになっているんですね。
登場人物はほぼ4人、結構好きだらけの誘拐犯の男ですが、それでもやっていることは醜悪でした。 なんといってもアラナという女の子の頑張りにつきますね。 頭のいい子で、彼女なりに知恵を絞ってなんとかラビンを助けて脱出しようと奮闘します。
これは面白かったしドキドキハラハラでした。