2023年作品、シャオ・ヤーチュエン監督、バイ・ルンイン リウ・グァンティン アキオ・チェン ユージェニー・リウ 門脇麦出演。
台北郊外に父(リウ・グァンティン)と二人で暮らすリャオジエ(バイ・ルンイン)は、コツコツと倹約しながら、いつか自分たちの家と店を手に入れることを夢見ていた。
そんなある日、リャオジエは“腹黒いキツネ”と呼ばれる地主・シャ(アキオ・チェン)と出会う。 優しくて誠実な父とは真逆で、生き抜くためには他人など関係ないと言い放つシャ。 バブルで不動産の価格が高騰し、父子の夢が遠のいていくのを目の当たりにしたリャオジエの心は揺らぎ始める。 図らずも、人生の選択を迫られたリャオジエが選んだ道とは……。
監督はシャオ・ヤーチュエン、初めて作品を見る監督でした。
バイ・ルンインは、「MR.LONG/ミスター・ロン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15323004 に出演でした。
ユージェニー・リウは、「第九分局」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/09/180000 に出演でした。
リウ・グァンティンは、「1秒先の彼女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/09/060000 に出演です。
ちょっと昔の台湾が舞台のドラマでした。 でも何か昔の日本に通じる感じの作品で、日本からは門脇麦が出演、結構流暢な言葉使いに驚きました。
日本では、昔は夢のマイホームと言われていましたし、今でも持ち家を持つことは大きな財産ですが、昔ほどではなくこだわりは少なくなっている感じがします。 今作ではただ家を持つだけでなく、そこで理髪店をやりたいという父と息子の夢が詰まっていました。 しかし台湾もバブルを迎えどんどん値段が上がってくる転換期だったんですね。
ラストは成長した主人公なんでしょうか? 古き良き時代が懐かしん余韻がありましたが。