2020年作品、エマニュエル・オセイ・クフォー監督、マムドゥ・アチー フィリシア・ラシャド アマンダ・クリスティン トシン・モロフンポラ チャーメイン・ビンワ出演。
黒人男性のノーラン(マムドゥ・アチー)は交通事故で妻を亡くし、自身も記憶障害という後遺症を抱えてしまった。 娘のエヴァ(アマンダ・クリスティーン)は、性格の変わってしまった父と馴染めないでいる。
仕事を失ったノーランは、【ブラック・ボックス】というVRによる医療機器を使用した治療を受けることにする。 神経外科医のリリアン・ブルックス(フィリシア・ラシャド)によると、患者の記憶を仮想現実として再現するという機器だった。
ノーランは1回目の治療で結婚式の風景を思い出すが、妻の顔はわからず、なぜかスーツを着た謎の男に遭遇する。 不安になったノーランにリリアンは「怪奇現象は心の防衛機能が発動したもので心配する必要はない」と諭され、さらに実験を重ねていく。
監督はエマニュエル・オセイ・クフォー、映画は今のところ今作のみのようですが、ドラマの大作を撮っているようです。
ノーラン役をマムドゥ・アチー、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/07/31/060000 に出演でした。
リリアン役をフィリシア・ラシャド、「クリード 過去の逆襲」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/05/31/060000 に出演でした。
人間の不死、逆に死をなんとか回避というか、人生の継続をできるかという問題を孕んでいますね。 脳死という状態は、本当に脳が死んで復活はしないのか? 現代の医学が進んだら、脳の復活はできるのか?
今作は、いろんなことを考えてしまいますし、医学の暴走も怖いと感じた作品でもありました。







