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2023年作品、ジョナサン・グレイザー監督、クリスティアン・フリーデル ザンドラ・ヒュラー ラルフ・ハーフォース マックス・ベック出演。

青い空の下、皆が笑顔を浮かべ、子どもたちは楽しそうな声を上げるなど、アウシュビッツ強制収容所の所長を務めるルドルフ・ヘスクリスティアン・フリーデル)とその妻、ヘドウィグ(ザンドラ・ヒュラー)ら家族は穏やかな日々を送っている。

そして、窓から見える壁の向こうでは、大きな建物が黒い煙を上げている。 1945年、一家が幸せに暮らしていたのは、強制収容所とは壁一枚で隔たれた屋敷だった。

監督はジョナサン・グレイザー、「記憶の棘」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/4760027 を記事にしています。
ヘス役はクリスティアン・フリーデル、「ヒトラー暗殺、13分の誤算」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14977681 に出演でした。
ザンドラ・ヒュラーは、「落下の解剖学」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/03/04/060000 にも出演でした。

話題の作品ですね。 まずこのシチュエーションが怖いですね。 隣ではユダヤ人がどんどん殺されている中、平然と優雅な生活をするヘス一家。 出勤と評して、優雅に馬に乗って隣に行くルドルフ。 そして、ユダヤ人から巻き上げた衣服を着て着飾るヘドウィグ。 そして寝る時に避暑に行くことを強く強請る妻。 ラストは本当に怖いんですが、因果応報のようなシーンもありました。
毎日どうやってユダヤ人を効率よく殺せるかを考えている、そんな人間が本当にいたとするなら狂っています。