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落下の解剖学

2023年作品、ジュスティーヌ・トリエ監督、ザンドラ・ヒュラー スワン・アルロー ミロ・マシャド・グラネール アントワーヌ・レナルツ サミュエル・セイス サーディア・ベンタイブ出演。

視覚障がいを持つ息子・ダニエル(ミロ・マシャド・グラネール)は、ある日、父親・サミュエル(サミュエル・タイス)が血を流し倒れているのを発見する。 息子の悲鳴を聞いた母親が救助要請を行うも、すでに男は息絶えていた。 当初は転落事故かと思われたが、その死には不審点が多く、しだいに被害者の妻でベストセラー作家のサンドラ(ザンドラ・ヒュラー)に殺人容疑が向けられていく。 無実を必死に訴えるサンドラだったが、事件の真相を追うなかで、夫婦の嘘や秘密が明らかになる。

監督はジュスティーヌ・トリエ、初めて作品を見る監督でした。過去作は1作見れそうですね。
サンドラ役がザンドラ・ヒュラー、「希望の灯り」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15975010 他多くの作品に出演、存在感のある女優さんですね。
ヴァンサン・レンツィ弁護士役でスワン・アルロー、「スーパーヒーローへの道」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/17/180000 に出演でした。

ちょっと長編の作品でしたが、なかなか面白かったですね。 有名になった妻と、自分の夢に挫折して仕方なく教師になっている夫。 しかし夫には息子の事故に責任を負いながら生きている辛い境遇で、そしてその夫が亡くなってしまいます。 もちろん疑われるのは妻で、裁判劇となっていくんですね。
色々見所があり、この家の愛犬、そして息子のダニエル、弁護士のヴァンサン、そして法廷でのねちっこい検事、長い作品ですが、ラストも考えさせられる感じでしたね。