2004年作品、ジョナサン・グレイザー監督、ニコール・キッドマン主演。
アナ（ニコール・キッドマン）は10年前最愛の夫ショーンを失った。 ようやく再婚を決意し、その婚約パーティーに、ショーンの友人のクリフォード（ピーター・ストーメア）とクララ（アン・ヘッシュ）夫妻も来ていた。
彼らはようやくもう一回幸せをつかもうとする彼女にホッとし、心から祝福していた。クララは会場に入る前に一旦出て近くの雑木林に向かい何かを埋めていた。
そして改めてプレゼントを買い出席したのだった。
婚約者のジョセフ（ダニーヒューストン）は今までアナの心を待っていた。 そして数日後、アナのアパートで母エレノアの誕生パーティーで家族が集まっているときに、10歳くらいの見知らぬ少年（キャメロン・ブライト）が入ってきた。
彼は驚くべきことをいった。 「僕だよ。ショーンだよ」 彼は自分はショーンの生まれ変わりというのだった。
もちろん本気にするはずもなく少年はつまみ出される。 しかし少年はまた来る。「ジョゼフと結婚しないでほしい。」そう書かれた手書きを渡し、それをアナは読むことによって彼女の気持ちが動揺する。
ジョゼフは、少年の父親が同じアパートの202号室で家庭教師をしているコンテ氏（テッド・レヴィン）であることを知ると、アナをつれて彼に会いに行く。
ジョゼフから事情を聞き、驚いたコンテ氏は、その場で少年に二度とアナに近づかないと誓わせようとするが、少年は断固として従わなかった。
別れ際少年は急に倒れ込む。 その姿を見てまたアナは激しく動揺する。 少年は本人しか知らないことを次々当てて行く。 アナの心は揺れ動く。 そしてまたジョセフの心にも動揺が走る。 はたして少年は本当に生まれ変わりなのか？それとも・・・
前に一回見た記憶があり、数年ぶりに見ました。
ショートカットのニコール・キッドマンがいいですね。 背が高くちょっと威圧感のあるきれいな女優ですが、今回はそれがうまく少年とのコントラストになっています。
しかしこの少年役のキャメロン・ブライトはちょっと不思議な少年という設定がはまりますね。
今はもう19歳になっているので、こんな役はできませんでしょうが、この配役もベストです。
ラストはどうしてこの少年が・・・と思えますが、オープニングのシーンの伏線が二ひねりあってまあ良くできています。
余談ですが、先日書いた 「パニックルーム」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4271325.html にニコール・キッドマンがチョイ出しているんですね。 姿は見えないですけど…
再び結婚する決心をしたアナ
新しい夫になるジョセフとの場に
