ソウル市警危機交渉班の警部補ハ・チェユン(ソン・イェジン)は、事件現場で犯人との交渉中、なぜか交渉中の彼女を半ば無視して、狙撃班が犯人に発砲、人質と犯人の両方を死なせてしまう。
それから10日後、大きな責任を感じてチョンチーム長(イ・ムンシク)に辞表を提出しようとしていたハ・チェユンだったが、チョンは急な出張で席を立ち、戻って話し合おうと言いそそくさと出て行ってしまう。
その後、ハ班長ののもとに、再び応援要請が入る。 同僚で、先輩に当たるアン・ヒョクス(キム・サンホ)が迎えに来て、物々しい施設に案内される。 いきなり交渉を言われた彼女の相手は、ミン・テグ(ヒョンビン)と名乗る人物だった。
彼の組織は、タイのバンコクで危機交渉班のチーム長と韓国人記者を拉致し、ハ・チェユンを交渉相手に指名してきたのだ。 ミン・テグは、外事課が以前から追っていた国際犯罪組織の武器売買業者のリーダーだったが、拉致の動機も要求も不明。 目的のわからないミン・テグに対し、交渉の糸口を掴めないハ・チェユンに焦りが募り始める。
一方タイ軍との連携で、特殊部隊が出動しており、救出まで、残り14時間。 警察を嘲笑い、残忍な人質ショーを繰り広げるミン・テグと、数日前に起きた事件のトラウマに苛まれながらも、今度こそ人質の命を救おうと必死に立ち向かう交渉人ハ・チェユン。果たして交渉の行方は……
ネゴシエーターの物語、なかなかのサスペンスアクションでした。
監督はイ・ジョンソク、初監督作品ですね。
主演はソン・イェジン、相変わらず美しい彼女、「Be With You ~いま、会いにゆきます」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15933576.html は泣けました。
さらにイム・サンホ、「焼肉ドラゴン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15549676.html での片腕の父親役は良かったですね。
物語は、交渉の途中に突入されてしまい、目の前で犯人と人質が殺され、この仕事を辞めようと思ったハ・チェソンと、新たな誘拐犯ミン・テグのお話です。
タイで拉致されたジャーナリスト、しかしもう一人拘束されていたのは、彼女が辞表を提出したチョンチーム長でした。 どうして彼が捕まったのか? 多くの謎を抱いたまま、彼女は凶悪犯ながら、知性を持ち合わせているミンとの交渉を始めて行きます。
今作は、始めの導入部分が最後まで関わってくる、なかなかの良い脚本になっていると思います。 美しい交渉人のソン・イェジンですが、悲しみとトラウマを抱えながら、真相に、大きな陰謀に立ち向かっていく、憤りながら突き進んでいく彼女の姿はカッコ良く、惚れ惚れします。
なかなかの秀作でした。
辞めようと思っていたハ・チェユン
しかし彼の交渉役に指名された
それはミン・テグの希望だった
いったんは事情もわからず部屋から飛び出すが
そこにはチーム長も!
そしてジャーナリストの会長もやってくるが
この事件は裏があると感じる彼女だった