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アイアンクロー

2023年作品、ショーン・ダーキン監督、ザック・エフロン ジェレミー・アレン・ホワイト ハリス・ディキンソン リリー・ジェームズ モーラ・ティアニー ホルト・マッキャラニー スタンリー・シモンズ出演。

1980 年初頭、熾烈な競争のプロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツ(ホルト・マッキャラニー)は元 AWA 世界ヘビー級王者。 そんな父親に育てられた息子の長男ケビン(ザック・エフロン)、次男デビッド(ハリス・ディキンソン)、三男ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、四男マイク(スタンリー・シモンズ)ら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。 デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死する。 ここからフォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われる。 いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは?

監督はショーン・ダーキン、記事は初めての監督でした。
ケビン役をザック・エフロン、「リミテッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/03/04/060000 でも好演でした。
フリッツ役をホルト・マッキャラニー、「キャッシュトラック」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/22/060000 に出演でした。
ケリー役をジェレミー・アレン・ホワイト、記事はありませんでした。
パム役がリリー・ジェームズ、「時の面影」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/25/060000 に出演でした。

プロレスファンの私にとっては、絶対見たい作品でしたし、どこまでしっかりと描いているか、注目の作品でした。
多少カットしている部分はありますが、ほぼリアルに描いていましたね。 逆に知らないところまでわかる作りになっていますし、プロレスの事実確認は普通しづらく、どんどん勝手に話が進んでいく、真実に尾鰭がついて勝手に捻じ曲げられていくのが、"それがプロレス!“とも言われています。

親父のフリッツは、幼少期本当に強くて怖い存在でした。 馬場との抗争もそうですが、猪木とやったUN戦の迫力は凄かったですね。
そして時代は変わり、猪木の団体に息子たちがきたのが、なんとも縁を感じる展開でしたが、どんどん息子たちが死んでいくのは、プロレス専門誌に載るたびに、心が痛かったですね。
実はこの4兄弟に下にもう1人、小柄で体が弱かったクリスという5男(正確には6男)がいるんですが、彼も自殺をしていて、あまりの悲劇に映画版ではカットしてあるということらしいです。

さらに唯一生き残ったケビンの息子2人もプロレスラーになっているし、ケリーの娘もプロレスラーとしてデビューしているのは、それも良くも悪くもプロレスから離れられない宿命さえ感じますが。