anttiorbの映画、映像の世界

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夜明けのすべて

2024年作品、三宅唱監督、松村北斗 上白石萌音 渋川清彦 芋生悠 藤間爽子 久保田磨希 足立智充 りょう 光石研出演。

月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石萌音)はある日、会社の同僚である山添くん(松村北斗)の小さな行動に怒りを爆発させてしまう。 転職してきたばかりなのにやる気なさそうに見えてしまう山添くんもパニック障害を抱えており、生きる気力を失っていた。 職場の人たちの理解もあり、藤沢さんと山添くんは友だちでも恋人でもない同志のような特別な気持ちが芽生えていく。 2人は自分の症状は改善されなくても、相手を助けられるのではないかと思い始める。

監督は三宅唱、「ケイコ 目を澄ませて」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/23/060000 も良い作品でした。
主演は2人、松村北斗は、「キリエのうた」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/10/19/060000 に出演でした。
上白石萌音は、「カツベン!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/10/060000 に出演、ドラマや声優の仕事も多いようです。

この監督の作品は、すっきりとして好感が持てますね。 でもテーマはなかなか心理的に響く作品が多いです。
今作では、PMSパニック障害という、治ることが難しい病を抱えている2人が主人公です。 それぞれ症状は違い、そして似ているようで似ていない、周りから見たら一緒くたにされそうな病気と思われてもおかしくありません。 そんな2人が、なんとか理解しながら支え合って行き、そしてそれぞれが別の人生をしっかりと歩み始める、この会社のやっていることも夢があって良いですね。


余談ですが、私の息子も、今作に少し関わっていることを後で知りました。 だいぶ前に話は聞いていましたが、今作だったのは知りませんでした。 鑑賞後の連絡が来て、クレジットをされて入りことを知り、せめて公開前に教えて欲しかったんですが(^^)