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35年目のラブレター

2025年作品、塚本連平監督、笑福亭鶴瓶 原田知世 重岡大毅 上白石萌音 徳永えり ぎぃ子 辻本祐樹 本多力 江口のりこ くわばたりえ 笹野高史 安田顕出演。

西畑保(重岡大毅)は貧しい家に生まれ、ほとんど学校へ通えず、文字の読み書きができないまま、皎子(上白石萌音)と運命的に出会い結婚する。 しかし、保は幸せを手放したくなく読み書きができないことを言いだせずにいた。

半年後、秘密を知られて別れを覚悟する保だったが、皎子は今日から私があなたの手になると告げる。 寄り添い支えてくれた皎子(原田知世)へ感謝のラブレターを書きたいとの思いから、保(笑福亭鶴瓶)は定年退職後に夜間中学に通い始める。

監督は塚本連平、「僕と彼女とラリーと」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/19/060000 を記事にしています。
笑福亭鶴瓶は、「七人の秘書 THE MOVIE」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/09/060000 に出演でした。
原田知世は、「あなたの番です 劇場版 」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/12/20/060000 に出演でした。

これも長いこと予告編が流れていた感動作です。 主人公の西畑保の人生を小説にして投稿した「60歳のラブレター:企画」 で金賞を取った作品の映画化ということですね。
この企画は定期的に行われているようで、この題名そのものの作品も記事に、https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/03/11/180000 しています。


今回は、65歳の定年となった今の時代に合わせた作品となっています。
しかし劇中の時代では、家庭の事情で、小学校も行けなくなった子供がいたようですね。 この保君は、ただ頭が悪いわけではなく、小学校に行けなくなった理由がなんともやるせ無いんです。 教師もこの時代は大雑把で、見てくれの貧乏さで、保君がどんなに傷ついたのか? 勉強=学校、怖い存在、虫唾が走る対象になってのはわかる気がします。
でも夜間学校で出会った教師、安田顕が演じていますが、こういう出会いが彼を救っていきました。 悲しい別れもありますが、いい作品でした。