2023年作品、ツァオ・インティン監督、チャン・チュンニン イーサン・ルアン ユー・アンシュン サジー・アピウォン クロエ チェン・ウェイミン シュエ・シーリン出演。
大晦日、海岸に打ち上げられた女性の死体が、自殺しようとした警察官のウー・ジエ（チャン・チュンニン）を呼び止める。 事故のように見えるが、心臓と指を失った出稼ぎ労働者の死であることが判明する。 それは明らかに殺人だった‥。 しかし、死体からはそれ以上の手がかりは得られなかった。
その間に警察に匿名の電話が入り、事件は複雑化していく。 そしてウー・ジエは遺体を遺棄した者は犯人ではないと結論付ける。 リン・ユーシェン（イーサン・ルアン）は工場で女性の死体が発見され困っていた。
警察の目を逃れるため、彼は一人で遺体を山に埋めた。 その間、彼のガールフレンドのワリーとは連絡が取れなくなった。 ウー・ジエはリンを見つけ、遺体の身元確認を依頼するが、それがワリーであることが判明する。 リンは連続殺人事件の最有力容疑者とみられてしまう。
監督はツァオ・インティン、初めてですね。
チャン・チュンニンは、「唐人街探偵 東京MISSION」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/15/060000 に出演でした。
ちょっとダークなサウペンスですね。 いきなり自殺のシーンから始まりますが、それが女刑事でした。 さらにそこに女がいきなり現れ取り乱しています。 そして導かれるように女性の遺体を発見するという出だし、インパクトは大きいですね。
しかし今作は、台湾に出稼ぎに来る東南アジアの女性の悲しい現実が描かれています。経済的に稼げる国といえば少し前は日本でしたが、今は台湾、韓国という所が主流になって行っているんですね。 しかし後半犯人がわかってからの、展開がなかなかしぶとかったですね。
