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誰にも言うな

2020年作品、アレックス・マコーレー監督、フィン・ホワイトヘッド ジャック・ディラン・グレイザー ミーナ・スヴァーリ レイン・ウィルソン出演。

瀕死の母キャロル(ミーナ・スヴァーリ)を支えるため、17歳のマット(フィン・ホワイトヘッド)は14歳の弟ジョーイ(ジャック・ディラン・グレイザー)に燻蒸消毒中の民家をに強盗にはいるように強要する。 警備員のデイヴ・ハンビー(レイン・ウィルソン)に見つかり、2人の少年は森の中を逃げる。 追いかけてきたハンビーは廃井戸に落ちてしまう。
マットは、兄弟を警察に突き出すことができないよう、ハンビーを穴の中に置き去りにするよう主張する。 しかし、捕らわれたままにしておくことに罪悪感を感じたジョーイは、定期的にハンビーを訪ね、水、食料、寝袋、トランシーバーを持ってくる。
弟の行動を知ったマットは、廃井戸に行くとハンビーの頭に放尿する。 ジョーイがハンビーと絆を深め続けると、マットは激昂し、ハンビーを殺すために殺虫剤の容器を穴に落とす。
ジョーイは、兄が母親のために盗んだ金でモーテルのパーティーを開いたことを知り、マットと対立する。 マットはパーティーの参加者たちに、ジョーイは定年退職した人たちから盗みを働いていると言い返す。 ジョーイはマットがハンビーを殺したことを暴露して報復する。 マットはジョーイを脅し、殴るのだった。

監督はアレックス・マコーレー、初めての監督でした。
ジョーイ役はジャック・ディラン・グレイザー、「シャザム!~神々の怒り~」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/03/24/060000 に出演でした。
マット役はフィン・ホワイトヘッド、「ヴォイジャー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/30/060000 に出演でした。

サスペンス作品という側面がありますが、基本は家族のドラマでしたね。 肺がんで、だいぶ具合が悪い母親と、どうすることもできない兄弟、兄はもう家庭に対して匙を投げているようですが、弟は母のことを必死に気遣っている、そんな関係でしたね。
そして金を盗みに入り、ここは弟にやらせているところが兄のずる賢さですが、そこから大きく物語が動いていて、そこを警備員に見つかってしまうんですね。


作品中、兄弟の父親は死んだのか、出ていったのか? そこが謎ですが、母親の最後の行動から、死んだのかもしれませんね。