2019年作品、常廣丈太 本橋圭太 山本大輔演出、天海祐希 田中哲司 速水もこみち 鈴木浩介 大倉孝二 塚地武雅 でんでん 小日向文世出演。
第6話 私が守りました
ある夜、4歳の保育園児・西崎凛(落井実結子)が自宅から誘拐された。 母親・西崎明日香(土居志央梨)が30分の外出から帰ると、娘の姿がなかったばかりか、階段から転落したと思われる夫・康弘(向田翼)の死体を発見したという。 しかも、捜査協力を命じられた真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」は、近所の人から提供されたスマホ映像を見て愕然とする。そこには、ウサギの着ぐるみをまとった不審者が、凛を抱きかかえて歩く姿が映っていた。 さらに捜査の結果、明日香が本当は2時間外出していたことも判明する。
まもなく、交番前にひとりでいる凛を警察官が発見し、身柄を保護。 まだ幼い凛からは決定打となるような証言が得られない中、疑惑の目は嘘の証言をした明日香に注がれる。 ところがそこへ、もうひとり怪しい人物が浮かび上がる。 事件現場から、凛の担任保育士・柴田七海(倉科カナ)の指紋が検出されたのだ。 キントリ・チームは2人を重要参考人として呼び出し、事情聴取することに…。 すると七海は、明日香が不倫相手に会うため凛を保育園に預けていたと証言。母親失格だと厳しく非難し。
そんな中、キントリ・チームはさまざまな情報をもとに、七海に対する嫌疑を深めていくことに…。やがて、ついに七海が自供。 しかし、有希子は七海が嘘をつき、頑なに何かを隠そうとしているような気がしてならず…。
今回のゲストキャラは七海役で倉科カナ、「あいあい傘」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15742645 に出演でしたね。
西崎明日香役で土居志央梨、「映画 太陽の子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/11/060000 に出演でした。
学校もそうですが、保育園や幼稚園の先生は近年大変でしょうね。 よほど子供が好きで、今の時代にあったお世話を理解していないと、強烈なしっぺ返しを受ける時代ですよね。 今作の保育士は、通常ならレベルの高いお世話ができていますね。 もちろんいきすぎたことが事件につながってしまうんですが、親と信頼関係をしっかり築ければ、そういうことを園長先生が役目を果たしてくれれば、なんて思ってしまう切ないお話でした。