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ザ・ビッグ4

2022年作品、ティモ・ジャヤント監督、アビマナ・アルヤスティア プトリ・マリノ アリー・クリティング ルテシャ クリスト・インマヌエル出演。

裏の世界でザ・ビッグ4と恐れられる4人組がいた。 チームの冷静なリーダー、トパン(アビマナ・アルヤスティア)、アジア1のスナイパー、ジェンゴ(アリー・クリティング)、爆破物を扱わせたらピカイチのアルファ(ルテシャ)、チームの末っ子的存在のペロー(クリスト・インマヌエル)。 彼らはビッグボス、ペトルス(Budi Ros)の命令で、悪人たちを裁いていた。
そんなペトルスには一人娘のディナ(プトリ・マリノ)がいた。明日はディナの警察官就任式、それを機にペトルスは引退を決意した。
ペトルスはザ・ビッグ4にとっても育ての親、彼らも一緒に足を洗う決心をした。 だが、就任式の最中に、ペトルスは家で何者かに殺された。
駆けつけたトパンは血まみれのペトルスを抱きしめた。 そこへディナが帰ってきた。ディナは悲鳴を上げて、トパンに拳銃を向け、トパンは肩を撃たれたが、何とか逃げおおせたのだった。
そして、3年が経った。 ディナは凄腕の刑事になっていた。 そして、いまだに父親を殺した犯人を追っていた。
働きづめのディナに、上司は休暇を勧め、最初は断っていたディナは、旅行のパンフレットを見て顔色を変える。 そのベルシ島の写真は、父の昔の写真に写っていた風景と同じだったからだった。

監督はティモ・ジャイヤント、「悪魔に呼ばれる前に」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/29/060000 をはじめ数本記事があります。
トパン役はアビマナ・アルヤスティア、「グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/27/180000 に出演でした。
ディナ役はプトリ・マリノ、今作で初めてです。

アクション長編のインドネシア作品でした。 ビッグ4疾ビッグボスの5人は、日本でいう仕事人のような存在で、明るい裁き屋でした。 合法的な人助けでなく、人身売買とかの悪人たちを問答無用でやっつける、裏の正義の味方ですね。 しかしもちろん警察にバレたら捕まってしまう殺人の集団なんで、いつかは足を洗うことを考えていたボスのペトルス。 そして娘が警察官になった日に解散を決めます。 しかしその日にある男に殺されてしまうんですね。
なかなかのアクション作品、殺し方もエグいし、4人それぞれに個性があって、ディナが警察官という反対の立場もいいですね。 ぜひ続編を希望しますし、ラストのフリもそれを意識している感じでした。