anttiorbの映画、映像の世界

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三茶のポルターガイスト

2023年作品、後藤剛監督、角由紀子 横澤丈二 やくみつる いしだ壱成 海老野心 石川翔鈴出演。

東京・三軒茶屋の雑居ビルにある、某芸能プロダクションがレッスンスタジオとして使用するフロアは、さまざまな心霊現象が起きる心霊スポットとして知られる。 そこへ潜入した取材チームは、振動しながら点滅する照明器具、あらぬ方向へ飛んでいく壁掛け時計、水が吹き出す鏡など、数々のポルターガイスト現象に遭遇する。 やがて、カメラの前に人間の姿をした白い影が浮き上がり、あり得ない場所から白い手が伸びてくる。

監督は後藤剛、監督作品は初めてのようですが、「怪談新耳袋」のGメン https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/08/060000 、殴り込み https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13889296 シリーズのプロデューサー、出演ではおなじみですね。
そして角由紀子は、ちょっと前までTOCANAの編集長でしたが、今は肩書は”総裁”ということのようで、フリーランスで活動しています。 出演としては「オカムロさん」https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/28/060000 ですね。
さらにこの舞台となった芸能事務所兼養成所のオーナー:横澤丈二、「ヨコザワプロダクション」は1990年の創設で、そのオーナー。 脚本家であり、映画監督、演出家と多方面で活動をしています。

もうこのヨコザワプロは、知る人ぞ知る、ほぼ100%不可思議な現象、”この世ならざる存在”が現れる場所で有名ですね。 発端は、映画でも、一連の横澤氏のインタビューでも語られていますが、ラジオ関西の「怪談ラヂオ 怖い水曜日」にゲストとして出演した時に、一連の怪現象を披露、それが作家で、「新耳袋」の作者の木原浩勝氏に、見出されたことからですね。

私はこの番組のヘビーリスナーで、とうとう映画にまでなったか!というのが正直な感想でした。
ただ、危惧していたのは、テレビにまで移されたこの場所、一連の過程を知らない人間はすぐにこのすさまじいといえる場所を簡単に否定、ヤラセと疑われかねないということでした。

しかし監督と、出ずっぱりの角さんの真摯な態度、下手な霊能者を呼ばず、各いろんなプロを呼んで、ヤラセかどうかの検証をしっかりしてくれた制作陣に大感謝でしたね。

そして、この映画を木原氏に見ていただいて、ぜひ感想を聞きたいですね。 木原氏にも納得してもらえる内容だと思ったんですが。