2022年作品、レ・ヴァン・キエ監督、アリシア・シルヴァーストーン ジェームズ・タッパー ディードル・オコンネル Kameron Hood ジェニファー・マッジ出演。
ジェイリン(アリシア・シルヴァーストーン)とカイル(ジェームズ・タッパー)の夫婦は、ベトナムにバカンスに来ていた。 流産し落ち込んでいたジェイリンを気遣い、カイルが旅行をプレゼントしたのだ。 水上コテージで穏やかな時間が流れるが、ジェイリンの心の傷はまだ癒えてはいなかった。 その夜、巨大な嵐が海岸を襲う。 深く眠りについていたふたりが気付いた時には、浜辺に戻ることは不可能だった。 そして、荒れ狂う波にのまれ、コテージは海に投げ出されてしまう。
嵐が過ぎ去った頃には、半壊したコテージはかなり沖まで流されていた。 周囲を見渡しても陸地が見えない。 ふたりは互いに励まし合うが、救助は一向に現れない。 そして、怪我をしたカイルの傷口から血が溢れ、海に流れ出ていた。
監督はレ・ヴァン・キエ、「ザ・プリンセス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/08/03/060000 とかアクション作品が得意な監督ですね。
ジェイリン役はアリシア・シルヴァーストーン、記事はありませんでした。
カイル役はジェームズ・タッパー、「少女生贄」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15621921 というホラー作品に出演でした。
遭難、そしてサメとの戦い、なかなかハードな作品でした。 何か元気のない妻・ジェイリン。 その訳は中盤に分かりますが、献身的な夫の心遣いに感謝しながら段々取り戻していきます。 しかし岩礁で怪我をして血を見た瞬間に悲しい思い出が蘇る瞬間は、ちょっと痛々しかったですね。
そして後半は怒涛の展開、やっぱり襲いかかってきた鮫、それは邦題でも分かりますが、なかなか執念深いサメでしたね。