2023年作品、八鍬新之介監督、大野りりあな 小栗旬 杏 滝沢カレン 役所広司声の出演。
好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(大野りりあな)は、落ち着きがないことを理由に小学校を退学になってしまった。 そんなトットちゃんは、新しく通うことになった東京・自由が丘にあるトモエ学園の校長先生(役所広司)に、「君は、ほんとうは、いい子なんだよ。」と優しく語りかけられる。 子どもの自主性を大切にする自由でユニークな校風のもと、トットちゃんはのびのびと成長し、たくさんの初めてを経験していく。
監督は八鍬新之介、主にドラえもんの劇場版が多い監督のようですね。
トットちゃんの声を大野りりあな、初めて抜擢されたのかもしれませんが、自然で良かったです。
母親役で杏、「鹿の王 ユナと約束の旅」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/02/15/060000 でサエ役をしていました。
父親役で小栗旬、「天気の子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15991862 で須賀役をしていました。
そして校長先生役で役所広司、「竜とそばかすの姫」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/20/060000 で父役をしていました。
この原作は読んでいませんし、ドラマも見ていませんでした。 ただ、ある番組に出演して、いろんな話をされている黒柳徹子さんでしたが、この映画を今作ることに、彼女なりの考えがあることがわかり、ちょっと楽しみになっていました。
変わったこと言うか、何にでも興味を持ち、落ち着きがない子、でも純真でいじめをする人間には立ち向かって行く正義感もあることは、今の活動を見てよくわかりますね。
この作品も、徹子さんを通して、戦争体験と、戦争の怖さ、醜さ、ひもじさ、戦争をニュースや、報道でしかわからない今の日本人、これも少しでも戦争になるとどうなって行くかを伝えたかったお話だと思います。